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世界三大珍味

"世界には多くの美味しいものがありますが、世界三大珍味と言えばキャビアとトリュフそしてフォアグラが定番です。

なぜこれら3つの珍味が、選ばれたのかというとその由来は不明です。しかも、日本では三大珍味として知られていますが、世界的に同じ認識ができているわけではありません。
とはいえ、貴重な食材であることは間違いないでしょう。

キャビア

では、それぞれがどのような食材なのかを見ていくと、キャビアはチョウザメの卵を塩漬けのしたものを言います。

チョウザメはカスピ海で取られることから、ロシアやイランで作られています。カスピ海は塩を含んだ塩湖であり、キャビアに使われる塩もそこからつくられています。

味は塩漬けですからしょっぱいという感想を抱くでしょうが、出来が良いものだと卵の持つ旨味も口の中に広がります。クラッカーやパンに乗せて食べるのが一般的ですが肉料理やパスタなどに乗せることもあります。

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トリュフ

続いてトリュフは正式にはセイヨウショウロというきのこです。きのこというとイメージされるかさなどはなく小さいボールのような形をしています。

トリュフの特長は、味については美味しいという人は少ないでしょう。
むしろ味がないと感じる人のほうが多いです。それなのになぜ世界三大珍味に数えられているのかというと、芳醇な香りがするからです。

ただ、香りはフランス人やイタリア人には食欲をかきたてられるいい香りと感じるようですが、日本人は臭いと感じてしまうものです。日本の食材でも外国人には強烈なニオイに感じられることがあるように、お国柄で香りは感じ方が変わってきます。

トリュフは、それだけを食べるのではなくスライスにして料理のトッピングにすることがオーソドックスな食べ方です。

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フォアグラ

最後のフォアグラは、太らせたガチョウやアヒルの肝ですが、そのために餌を大量に食べさせます。

食べれば口の中に旨味が広がり強烈な印象を与えます。肉料理や甘いフルーツとの相性が最高です。

ただ、最近では無理矢理に餌を食べさせることが動物虐待だという意見があり、ヨーロッパでは禁止する国も出ています。

将来的に存続が危ぶまれている食べ物です。"

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