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世界遺産|バレンシアのラ・ロンハ・デ・ラ・セダ

ラ・ロンハ・デ・ラ・セダは、15世紀後半にスペイン南東部に位置するバレンシアに絹の商品取引所として建てられ、1996年にユネスコの世界遺産に登録されました。

ラ・ロンハ・デ・ラ・セダはゴシック様式の世俗建築で、敷地面積は建物等を含めて2000平方メートルを超える広大なものとなり、当時のバレンシアの経済力を示しています。

4つの部分から成り立っており、具体的には柱のサロンや塔、オレンジの木の中庭や海の領事の広間となり、柱のサロンは大広間となり、ねじれ模様の8本の柱が伸びています。

柱はヤシの木をイメージしたと言われており、塔には礼拝堂と牢獄が存在しますが、牢獄は支払いができなかった者を収容するために使用されました。

オレンジの木の中庭に関しては中庭にオレンジの木が存在し、海の領事の広間は商業や海上での問題を取り扱う裁判所となり、建物はゴシック様式ですが広間はルネサンス様式となります。

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