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【3分で読める世界史】産業革命とは

やっぱり、シリーズ名は【3分で読める世界史】に戻しました。

こっちのほうがしっくりくるかな。うん。

内容に関しては、順番に網羅的ではなく、面白い世界史を選んでお届けします。

それでは今日は「産業革命」の話をどうぞ!

■産業革命とは

産業革命という名前は知っていても、実際何が起きたのか分からないひとも多いかもしれません。

簡単に言うと

①手作業から機械へ

②農業から工業へ

③地主から資本家へ

転換していった一連の流れを指します。

この3つを押さえておけば、産業革命マスター。

それでは個別に見ていきましょう。


■手作業から機械へ

これが一番有名ですね。

これまで何かを作るときは、熟練した職人さんの手により制作されていました。

それが科学技術の発展により、蒸気機関の力で動く機械によって作られるようになります。

機械は技術がなくてもどんなひとでも扱え、これまで職人に頼っていた工程を一変させます。

これによりふつうのひとでも製品が作れるようになり、安価に大量に商品を生み出せるようになりました。


■農業から工業へ

次に、産業革命の転換として、農業から工業へシフトしていったことが挙げられます。

植民地活動などにより、世界中から食料調達ができる環境が整い、自国ではより儲かる工業製品の生産に力を入れることができるようになりました。

食料は輸入して、自国では利益商品を輸出するという現代の先進国の原型がここに現れ始めます。


■地主から資本家へ

最後に支配層の交代です。

農業中心の頃は、農地を所有する大土地地主が幅をきかせていましたが、工業化が始まると一変。

工場と機械をもつ資本家が台頭するようになります。

これも現代の社会と同じで、資本主義の始まりと考えられています。


■終わりに

今回は、そもそも産業革命とはという話をさせていただきました。

いずれも現代社会の始まりと言える転換点です。

さて、産業革命のお話はもう少し続きます。

次回は産業革命はなぜイギリスで起きたのか、説明していきたいと思います。

続編をしばしお待ちください。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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参考文献



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