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講談社、世界市場に向けリブランディング


■概要
創業110余年を誇る出版大手・講談社が新しい企業理念とロゴ、そしてブランディング動画を発表した。世界的ヒット作の陰に隠れたブランド名を浸透させるのが狙いだ。

■リブランディングを手がけた会社
ニューヨークのデザインスタジオ「グレーテル」社。クライアントにはアップルやネットフリックス、ナイキ、ニューヨーク・タイムズ紙などを持つ。 

■ロゴの意味
講談社は今回、112年に及ぶ歴史の中で初めてロゴを創作した。社名の頭文字である「K」をベースに、「様々なアイデアや声、ストーリー、すなわち『すべての文化の交差点』という講談社の立ち位置を表した」。「日本のハンコ文化からもインスピレーションを得ました。それゆえこのロゴはモノグラムであると同時に、講談社のコンテンツのクオリティーの象徴でもあります」(以上、マーフィー氏)。ロゴは全10色で展開。色彩のバリエーションも多様性を表す。

■ブランディング動画
題名は『Taking Flights』。文字通り、コンテンツが世界各地に飛び立っていく様を叙情的に描く。「世界中のファンを熱狂させる講談社のストーリーテリングは、国境を超えていく力があることを表現した」とマーフィー氏(グレーテルのクリエイティブディレクター)は語った。

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