”自分を知る”ことが、自信と生きる力にもなる
貴方は”自分”をどんな人間だと思いますか?
・・・すぐには分からない難しさがありますよね。
ですが、
”自分は何者か?”
を知っていることは、実はこれからのグローバル社会で活躍できる力にも繋がるのです!
私っていったい、何者?
就職活動などでよく使われる”自己分析”。
自分の得意なこと、好きなこと、趣味、これまでの活動・・・
などなど、様々なことについて自分を振り返っていきますよね。
けれど、
「私っていったい、何者なんだろう?」
と考えるときには、もっとふか~いところから、自己分析をするとGoodです。
例えば、
・自分はどこの国で生まれ育ったか?
・自分は民族としては、何人なのか?
・産まれ育った国、民族に誇りを持っているか?
などなど。
実は、この3つをしっかりと分かっている(持っている)ことは、グローバルにおいてとっても重要なのです。
自国が大好きな外国人。
なぜなら、外国人は自分の国を誇りに思っている人が多いから。
もちろん、相手の国も尊重するけれど、基本的に自国がNo.1だと思っている人たちが多いです。
俳優の渡辺謙さんをご存知ですか?
渡辺さんは、海外で全編英語のミュージカルをやるなど、海外でも活躍している俳優さんですよね。
その渡辺さんも、
「海外の人は自国が一番だと思っている人たちが多い」
という旨の発言をしています。
自国が大好きだからこそ、自己肯定感や自分軸をしっかりと持っている。
海外の人がなぜあんなにもはっきりと自信満々に、堂々と自分の意見を言うのか。
その根底には、
「自分の国に誇りを持っている=自分にも誇りを持っている」
という想いがあるからだと私は考えています。
もちろん、植民地にされたり、国が広がったり分裂したりという歴史を持っているので、その中で”自国”に対する想いが強くなってきたということや、しっかりと意見を伝えなくてはやっていけないというような要素など、様々な要因があるでしょう。
しかし、
『この国に生まれた自分を誇りに思う』
という感覚が、自己肯定感や自分軸をしっかりと形成し、自信に満ち溢れた言動へと繋がっているのではないでしょうか。
日本人は、”日本のことを誇りに思う”と公に言う人ってあまりいないですよね。
そのため、自信のなさが垣間見え、世界からみると、”なんだか頼りない人”に見えてしまうのです。
根底からの自信があることは生きる力になる。
「私は日本人である!」
という根底からの自信。
これがあるとないとでは、グローバルで活躍するときに大きな差がでると私は考えています。
人間、根底からの沸きあがる自信があると、臆することなくチャレンジしていくことができたりする=生きる力になるからです。
けれど、この根底からの自信は一朝一夕で身に付けられるものではありません。
だからこそ、幼少期から日本人として誇りに思える心(=母文化形成)を育むことも、これからのグローバル社会を生きる力の1つになるのです。
”母文化形成を!”というと、なんだか難しく聞こえるかもしれませんが、
ひなまつり、子どもの日、七夕、七五三・・・などなど、今までも当たり前にやっている行事をより楽しめばOK。
楽しむ+行事の由来や意味を子どもと一緒に調べてみる、その行事に関する絵本を読み聞かせてみることがおすすめです。
たまには着物を家族で着て楽しむのも良いですね。
難しく考えず、日本文化をぜひ楽しんでみてくださいね!
そこから、母文化は形成されていくのですから^^
そして日本人としての誇りや核は、母語を形成することでも育まれていきます。
「まずは英語をやらせたい!」
という考えも分かりますが、第二外国語である英語は幼少期の母語形成があってこそ、伸びていくものです。
※参照:中島和子氏『バイリンガル教育の方法』
「英語を身に付けられるからインターナショナルスクールで!」
と安易に考えるのではなく、
”母語形成、母文化形成をしっかりと育ませてあげることができるか?”
そのあたりも含めて、お子様の教育について検討してみてくださいね。
子ども&貴方の可能性は無限大!
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