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動画制作にも活かせる!面白いアイデアを出したい時のマインドマップ活用法

アイデアを出す時、皆さんはどんな方法やツールを活用していますか?

様々な方法やツールがありますが、その中で「マインドマップ」はアイデア出しに最も用いられるツールの一つです。

動画制作の際の企画や脚本制作などにも生かせるものだと考えたため、セカイ監督広報チームからアイデア出しのためのマインドマップ活用法について紹介することにしました。

マインドマップを使ったことがない方も、使ったことがある方も、ぜひ参考にしてみてください。


【マインドマップとは?】

マインドマップとは?

「マインドマップ®」とは、人間の思考プロセスを可視化したノート法で、頭の中のことが見えるようになるため考えるのをラクになり、書くことで思考整理がしやすくなったり、書いた内容を記憶しやすくする効果を持っています。

イギリス人著述家のトニー・ブザン (Tony Buzan)が、1970年前後に考案し、世界中で使われるようになりました。日本でも2006年頃から、マインドマップに関する書籍が多数出版されるようになり、ビジネスパーソンや教育関係者を中心に注目を集めています。授業に取り入れる学校や、研修や会議手法などに利用する企業も増えています。

(マインドマップの学校|マインドマップとは? https://www.mindmap-school.jp/mindmap/ より)

上記の文献の通り、マインドマップとは人間の思考プロセスを可視化するために用いられる手法で、「物事を連想して考える」という人間の脳の使い方に近い自然な思考法であると言われています。

頭に浮かんできたり連想したりする言葉をどんどん書いて繋げていき、自分の思考を俯瞰するために用いられています。

マインドマップを活用できる場面

マインドマップは様々な場面で活用することができ、その一部をここでも紹介します。

▼個人

  • 企画のアイデア出し

  • ToDo管理

  • スピーチの原稿作成

  • 打ち合わせメモ

  • ビジョンの言語化

▼チーム

  • ブレインストーミング

  • 問題発見&問題解決

  • マニュアル制作

  • 組織図作成

  • コンテンツ企画

【マインドマップを作成できるWebツール】

マインドマップを作成できるツールには以下のようなものがあります。

  • Mindmeister

マインドマップと聞いて思い浮かべる人が多いのが、マインドマップ特化のWebツールMindmeister。

世界の1400万人以上のユーザーが利用しており、WebベースのためOSやデバイスを選ばずどこでも手間なく使うことができます。

  • Miro

オンラインボードとして世界中のユーザーに活用されているMiro。

マインドマップ以外のテンプレートが多くあり、複数のユーザーで編集できる点でも、プロジェクトの一元管理に向いています。

  • Whimsical

WhimsicalはMiroとよく似たツールですが、操作ガイドがわかりやすく初心者でも使いやすいツールです。

他のITツールとの互換性も高く、Whimsicalユーザーが日本でも増えてきています。

他にもたくさんのツールがあるので、「マインドマップ ツール」と検索してみてください。

【マインドマップを作成する際のポイント】

ではここで、マインドマップを作成する際のポイントについて解説していきます。

具体的な作成の流れは後述するので、ここではポイントを押さえるまでに留めます。

メインテーマを最初に決める

マインドマップのメインテーマを最初に決めましょう。

今考えたいこと、アイデアを出したいことのメインテーマを言語化し、それをメインテーマに据えます。

具体的な方がいいか、逆に抽象的な方がいいかはそのメインテーマにもよるので色々試してみるといいでしょう。

連想するものをどんどん書いて繋げていく

メインテーマに置いたものから連想するものをどんどん書いていきましょう。

書いたことから新しいことを連想すると思いますが、心のストッパーをかけずにどんどん書いていくことが重要です。

考えすぎずにとにかく書く

言葉を書き出す際に、考えすぎないことが重要です。

パッと頭に浮かんだ言葉を「こんなの書いて意味があるのかな?」と疑わず、ひとまず書いておくことで、後からその言葉が生きてくるケースも多くあります。

色をつける等して簡単に整理する

「書き切った」と思ったら、色をつけるなどして簡単に整理しておくと良いでしょう。

Webツールの場合、色をいつでも簡単に変更することができるので、その点でもWebツールの活用はおすすめです。

【マインドマップを活用したアイデアの出し方】

では、マインドマップを活用した具体的なアイデアの出し方を紹介します。

人によってマインドマップの活用方法は異なるので、あくまで一つの事例として読んでいただけると幸いです。

今回は、カレー屋さんを始める若者を想定して、「どんな発信をしたら注目してくれるか?」と発信のアイデアを考えるためにマインドマップを活用するとしましょう。

メインテーマを決める

まずはメインテーマを決めます

今回はあえて「カレー」という抽象的なテーマにしました。

抽象的なテーマにしておくことで、思考の発散が期待できます。

連想するものを書いていく

次に「カレー」から連想するものをひとまず書いていきます

「辛い」「スパイス」「家で食べる」など挙げるとキリがなさそうなので、今回は以下の8つに留めることにします。

今回は中心に近いものをまず8つ挙げましたが、1つを連想し切ってから2つ目を書くのも方法の一つです。

ひたすら連想する

その後は、頭に浮かんだことをひたすら書いていきましょう。

単語でもいいですし、疑問に思ったことでもいいので、ここは自由な発想で出し切ることが重要です。

アイデアを出すのに躊躇する場合は、「このマインドマップは自分以外の誰にも見られない」と意識するといいでしょう。

※出し切った段階で色分け等をしておくのをおすすめします

俯瞰する

マインドマップの作り方としての説明は以上ですが、ここからアイデアに繋げていく方法について解説します。

まずは完成したマインドマップを俯瞰して、「どんなことを書いたのか?」と一通りおさらいしておきましょう。

アイデア出しの目的や方向性を再確認する

アイデアは出せばいいものではなく、目的や方向性にしたがってアイデアを取捨選択する必要があります

今回は「カレー屋さんのPR」を想定していますが、その目的に加えて「どういうテイストでPRしていくか」が重要になります。

例えば、地域に根ざした優しい雰囲気のカレー屋さんと、若者ウケを狙ったシュールだけど美味しいカレー屋さんだと、PRの方向性が大きく変わってきますよね。

この方向性を明確にしておくことで、「使うアイデア」と「使わないアイデア」の線引きがしやすくなるのです。

出したアイデアの”生かし方”を考える

今回のタイトルに「面白いアイデア」と書いてしまったので、面白いアイデアを考えてみましょう。

例えば、辛くてたくさん汗をかくカレー、もしくは生姜などによって体がポカポカ温まるカレーを提供しているとしましょう。

その場合「汗をかく」「温まる」あたりがキーワードとなるので、いくつかのアイデアを組み合わせて以下のような企画を作ることができます。

  • サウナと1時間のランニングと〇〇店のカレー、どれが一番汗をかくのか?

  • 真冬の北海道で〇〇店のカレーを食べたら、サーモグラフィはどういう風に変化するのか?

また、「匂い」と「洗い方」に着目して、以下のような洗剤メーカーとのコラボ企画を考えることもできますね。

  • 一日中カレーを作っている私の制服の匂いは、どの洗剤が一番落ちるのか?

「めんどくさい、ダルい」という言葉を挙げてみましたが、仕事終わりや疲れている休日などご飯を作るのが面倒な時もありますよね。

「めんどくさいから作りたくない」を「めんどくさくても簡単に作れる」という逆の発想をすると、以下のような映像やイベントも企画できそうです。

  • ゴロゴロしたい休日にゴロゴロしながらでも作れるカレーの作り方を教えます

  • 何もしたくないめんどくさい時に何も考えずに食べれるおすすめのカレーを作っています

このように、「組み合わせる」「手を組む」「反例を考える」などいろんな視点でマインドマップを見てみると、いろんなアイデアを出すことができます

アイデアの視点や切り口は、インタビュー記事で登場してくださった方々が解説してくれているので、ぜひそちらも参考にしてみてください。

【まとめ】

今回は、マインドマップを活用した面白いアイデアの出し方について、セカイ監督広報チームが解説してみました。

マインドマップをどう使って、それをアイデアにどう繋げるかのイメージが伝わっていたら幸いです。

動画の面白い企画や面白い設定を考える際にも役に立つので、動画制作に携わる方もぜひ参考にしてみてください。


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時代的に何が求められていて、どんな企画がウケやすいのか。トレンドや親しみのあるフォーマットを取り入れながらも、意外性のある作品制作に定評アリ。

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この記事を読んで、セカイ監督のことが少しでも気になった方は以下のHPもぜひご覧ください!

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