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「たっぷり愛情を注いでいるはずなのに…」と思うことがある。どうしたらいい?

我が子を誰よりも愛していて、誰よりも幸せを願っていて。
どんなに抱きしめても、目に入れても痛くないくらいなのに。

なぜか、子どもが落ち着かない…
なぜか、子どもが荒れている…
保育園で、よく泣いているらしい…
愛情、伝わってないのかな…

そんなことを感じる方、いらっしゃるでしょうか。
これは、我が子だけではないかもしれません。
パートナーシップでも同じことが起こりうるからです。

どうすればいいのでしょうか?1つずつ、みていきましょう。
1ヶ月でも、1年かかっても価値のあるようなワークになっています。ですので、「全部1日でやろう」と思わなくても大丈夫です。

まずは、気持ちに寄り添ってみましょう

お子さんに、あなたの愛情が届かない。伝わっていない。
そう感じる、あなた自身の気持ちに寄り添ってみましょう。
ちょっと辛いかもしれませんが、あなたの心の奥深くにあるかもしれない、本音に触れてみてください。

さらに、「お子さんの気持ちに寄り添う」についても少し考えてみてください。

アクション①
「我が子に、たっぷり愛情を注いでいるつもりなのに…」と感じるとき。あなた自身は、深いところでどんな気持ちを感じていそうですか?感じられたら味わい尽くし、「悲しいよね」「そうだよね」「よしよし」と褒めて慰めてあげましょう。
アクション②
あなたは、「お子さんの気持ちに寄り添う」を意識したことがありますか?普段からどのくらい、ありのままのお子さんの気持ちを受けいれられているでしょうか?

あなたにとって「愛情」とは?

改めて、リラックスして考えてみましょう。
あなたにとって、愛情とは何でしょうか?

・どんな気持ちを抱くことでしょうか
・どんな願いを持つことでしょうか
・相手のどこをみているとき、愛しているといえるでしょうか
・身体の領域?心の領域?魂の領域?
・物でしょうか、言葉でしょうか、気持ちでしょうか

アクション③
あなたにとって、「愛情」とは何でしょうか?
あなたにとって、「愛情」の形とは、具体的にどんなことでしょう?
思いつく限り書き出してみましょう。意味がわからなくても、心に浮かぶままに書き留めるイメージです。

お子さんは、何を欲していそうですか?

今度はお子さんの立場で考えてみましょう。
あなたの「愛情」の形は、アクション②で書いていただきましたが、果たしてお子さんはそれを「愛情」と感じているのでしょうか。

そもそもですが、
お子さんは、何を欲していそうでしょうか?

ある人にとっては、「大好きだよ」と伝えるのが愛情かもしれません。別の人にとっては、抱きしめることが愛情かもしれません。それは、その人たちにとって紛れもない事実です。

ただし。
相手が何を求めているのか。
相手は何を「愛情」だと感じているかは、
伝える側からは分からない
のです。

アクション④
お子さんの立場に立って考えてみましょう。
あなたのお子さんは、あなたにどうされたときに最も幸せそうにしていますか?あるいは、あなたがどう接したとき、最も幸せそうでしょうか。喜びを感じていそうですか?いい表情をしていると感じますか?

『買ってあげる』は控えてみましょう。買うことがよいときもあれば、逆効果になる場合もあるからです。

あなただけの”答え”を探そう!

ここまでやってみて、なにか感じたことはあるでしょうか。特別なことは書いていませんが、意外と自らここと向き合うという方は少ないのではないでしょうか。

”せかこそ”の定番にはなりますが、最後は【やってみる】です。行動を変えてみることからはじめましょう。小さな一歩が、大きな一歩につながります。

アクション⑤
「お子さんに愛情が伝わらない。届いていない」と感じることに対して、お子さんに愛情が伝わるように変化させるために、あなたがとれる具体的な行動を考えてみましょう。どんな小さなことでも構いません。

・一日一回抱きしめる
・週末、ふたりきりでどこかに出かける
・月に1回は、子どもの好きなように遊び倒す日をつくる
・週に一回、「大好きだよ」と伝える

なんでもOKです。できることをやってみましょう。

おまけワーク

「愛の反対は憎しみではない。無関心だ。」とは、マザーテレサさんの名言です。ちょっと言い方を変えると、関心を持つことが愛だ、とも表現できます。

意志を向けるということに大きな意味があり、意志を向けることで物や植物とも繋がりを感じることができる。これは、よく個人セッションをさせていただいて感じることです。意志は、一切の見返りを期待しません。つまり、意志そのものが愛だ、と個人的には感じています。(あっているかは分かりませんが)

というわけで、おまけワークをご用意してみました。ご興味のある方は、トライしてみてください。よくわからないという方はコメント欄でご相談ください。

【おまけワーク】
寝る前の数分間を使ったワークです。

イメージの中で、あなたからお子さんへ『愛情ビーム』を送ってみてください。あなたの愛情ビームで、お子さんを内側からほかほかになるまで温める、というようなイメージです。あなたから、尽きることのない無限の「愛情」が溢れてきて、ビームとなってお子さんを照らします。

さらに、温まったお子さんからあなたの方へ、エネルギーが返ってきます。今度はそのエネルギーであなた自身を満たしていってください。

こんな風に、お子さんとの間で十分に『愛情』がなんとなく満たされたな、と感じるまで続けてみましょう。できれば、これを三週間続けます。


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いつも最後まで読んで下さり、ありがとうございます!
みなさまからのご意見、ご感想お待ちしております。また、「こんな事例についてテーマにしてほしい」なども随時募集しています。お気軽にコメント欄にご記入ください。

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執筆者は、森のようちえん『さんさんぽ』を主催している
保育士さんたこと、ひがしなおやです。

・自分のことが大好きな子に。
・ありのままのその子に。
・自分事で考え、自分で決め、自分で動く子に。

そんな願いを込めて、保育にあたっています。
『さんさんぽ』は横浜市近郊にて、平日毎日開催を目指し園児募集中です。
お気軽にお声かけください。家族で保育を体験できる
「休日さんぽ」というイベントも毎月開催しています!

森のようちえん『さんさんぽ』
・ホームページ https://www.sansanpo.org/
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自分と繋がるセッション ライフ・デザイン・メソッド
ファシリテーターもしています。
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