子どもが話を聞いてくれない。どうする？ １／３
本日のよくあるエピソードは
『子どもが話を聞いてくれない』です。
今回も３回に分けて書いていきます。
子どもが話を聞いてくれない！
年齢や性別に関係なく、
子どもが、何度伝えても聞いてくれないこと。
子どもに、何度伝えても伝わらないこと。
ありますでしょうか。ありますよね（笑）
片付けのこと。ご飯のこと。荷物のこと。
着替えのこと。約束やルールのこと。
そして伝え方も色々あると思います。
感情を込めるとき。
感情が暴れるとき。
真剣に伝えるとき。
ささやくとき。
つぶやくとき。
わかりやすい言葉で丁寧に説明するとき。
何度同じことを伝えても、聞いてくれない。伝わらないのです。
聞いてくれない。伝わらない。なぜ？？
お子さんは、なぜあなたの話を聞いてくれないのでしょう。
なぜ、あなたの話は伝わらないのでしょう。
理由は１つではないかもしれませんし、
いくつも想定できるかもしれません。
また、こうも考えてみましょう。
お子さんは、本当にあなたの話を聞いてくれていないのでしょうか？
本当に伝わっていないのでしょうか？
意外な”鍵”が見つかるかもしれません。
あなたの本音はどのあたり？？
では。
あなたはなぜ、その内容をお子さんに聞いて欲しいのでしょうか。
なぜ、伝えたいのでしょうか。
ちょっと別の切り口でいきます。
非常に非常に大事な質問です。
あなたはお子さんに、
・話を聞いて欲しいのでしょうか？
・何か想いを伝えたいのでしょうか？
・お子さんを変えたいのでしょうか？
本音では、どう思っているのでしょう。
普段の意識とは違うところで、ありのまま感じて受けとれるようであれば、受けとってみてください。
さんたの事例
僕の実際の事例を書いてみます。
【保育園 お昼寝での苦悩①】
０歳や１歳の子がお昼寝のタイミングでのこと。
狭い保育園だったので、隣の部屋で眠りたくない年上の子が遊んで過ごしていた。ほとんど毎日、大声で叫んだり、走ったりと大騒ぎ。
眠りが必要な子たちのことも、分かる。
お昼寝せず遊んでいたい子どもたちの気持ちも、分かる。
ただ、隣室で大声で遊んでいては、当然０歳、１歳の子たちは気になって眠れない。
「お昼寝の時は静かに遊んでほしい」
何度も伝えた。何度も何度も。１日で２０回くらいは平気で言っていたと思う。しかし、一瞬は静かになるものの、またすぐに大声で遊びだすのだ。
自分の気持ちをみることにした。
・静かにしてほしい！！
・不安、焦り、怒り、支配したい気持ちを感じる。
・他のスタッフからの目線を恐れている自分もみえる。
・お昼寝なしで過ごしていて、保護者に迷惑がかからないか不安もある。
自分の中で様々な気持ちが暴れていた。
あとあと振り返ると、僕は子どもたちを変えようとしていた。なぜなら、自分が自分自身の内にある、自分で生み出した苦悩から解放されて、楽になりたかったからだ。
☆ 今日の質問 ★
①あなたの話を、お子さんが”聞いてくれない”と感じるとき。”伝わらない”と感じるとき。あなたは、あなたの内側にどのような気持ちや感情を感じているでしょうか？自分を責めずに味わい尽くし、ノートか紙に書き出しつくしてみましょう。
②どうしてその気持ちを感じるのでしょうか。その気持ちの奥底に、あなたの本当の想いや願いがあるとしたら、それはどのようなものでしょうか？
③逆に、
あなたの話を、お子さんが”聞いてくれた！”と感じるとき。”伝わらった！”と感じるとき。あなたはどんな気持ちでお子さんに話しかけていたでしょうか？
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いつも最後まで読んで下さり、ありがとうございます！
みなさまからのご意見、ご感想お待ちしております。ぜひコメント欄にご記入ください。また、「こんな事例についてテーマにしてほしい」なども随時募集しています。お気軽にご意見ください。
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執筆者は、森のようちえん『さんさんぽ』を主催している
保育士さんたこと、ひがしなおやです。
・自分のことが大好きな子に。
・ありのままのその子に。
・自分事で考え、自分で決め、自分で動く子に。
そんな願いを込めて、保育にあたっています。
『さんさんぽ』は横浜市近郊にて、週四日開催を目指し園児募集中です。
お気軽にお声かけください。家族で保育を体験できる
「休日さんぽ」というイベントも毎月開催しています！
森のようちえん『さんさんぽ』
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