江戸・季節そばの魅力 3月白魚(しらうお)そば
江戸に春を告げる白く可憐な魚『白魚』を使った種物が『白魚(しらうお)そば』です。
江戸時代の隅田川は水が清く、『白魚』の名所でした。『白魚』は白色透明で全長10cmほどの細長い優美な魚でサケ目シラウオ科に分類されます。『白魚』は隅田川の名物でしたが『白魚』漁の中心は河口の佃島でここで獲れた『白魚』を毎年将軍家に献納するのが恒例になっていました。(『白魚』の頭が葵の御紋に似ていた)、小さな『白魚』を一尾ずつ数えて売買していて高級魚の扱いでした。『白魚』は別名『トノサマウオ』、