見出し画像

20時間で学ぶ方法

○物事を学びきるには1万時間かかる?
新しいことを学びはじめて一人前になるまでにかかる時間が1万時間。1万時間ってw
これは自分の仕事でフルタイム5年かける必要があるくらい。これを言われてしまうと新しいことはなかなか学べないような気がします。

○この結果はプロフェッショナルの世界での話
この時間を調べたのはフロリダの大学。プロスポーツ選手やプロの棋士など、第一線で活躍する人たちのデータをとった結果でした。だから最初の問いにつけ加えるとしたら
競争の激しい世界でそのスキルを習得するために必要な時間は1万時間かかるということ。

○スキル習得の特性
始めてやる作業はとても時間がかかってしまうが、練習するにつれて上達していく。最初は上達が早い。はじめのうちはとても早く上達し、そこから成長は緩やかになってさらに上達しようとすればかなりの時間がかかってしまう。

○たったの20時間
20時間でそこそこのうまさまで上達できる。ずぶの素人と言うところから何かのスキルを習得するには45分を1ヶ月続ければそこそこの結果でかえってくると言うことだ。

○方法
一つ目はスキルを細かく分解していくこと。どの部分を自分が目指すべきところか決めましょう。二つ目は自分で修正できるところまで学ぶこと。実際にはじめて自分で修正していくこと。三つ目は練習の邪魔になるものを取り除くこと。テレビやインターネットなどはこれらの取り組みの妨げになる。四つ目は少なくとも20時間は練習する。下手な時間はとても辛い。この辛さが練習の妨げになってしまう。最初のできないストレスを 20時間続けることで越えることができる。それにより結果が得られる。

◯結局のところ新しいことを学ぶときの障害は…
感情的なものであり、私たちが感じる恐怖。新しいことを始めたときに感じる、下手くそだなぁ、みじめだなぁという感情は決して楽しいものではない。20時間かけることでその壁を乗りきれる。まずはやってみよう!

☆感想

何かを始めようとするときこのスピーチは勇気をくれます。やりたいことがあるときとりあえず20時間ですね。
「"「ついやってしまう」体験のつくりかた――人を動かす「直感・驚き・物語」のしくみ"(玉樹 真一郎 著)」の中で紹介されるエピソードの中に
スーパーマリオは最初のステージに出てくるアイテムの8割を出してしまっているというエピソードがあります。これははじめてこのゲームをする時の高い集中力を利用し、アイテムに関する知識をほとんどそこで習得させてしまおうというアイディアからきている。これによってマリオが手に入れうるアイテム(キノコ、スター、フラワー)をプレイヤーはこの先も有効に使うことを学び、ステージが進むにつれ、難しくなっていくゲームを純粋に楽しむのです。
構造の単純なゲームに関してはまた、上達を可視化し、20時間以上取り組むことを容易にしているので、全世界共通の「夢中」を作り出しているのですね。

「ついやってしまう」体験のつくりかた 人を動かす「直感・驚き・物語」のしくみ https://www.amazon.co.jp/dp/4478106169/ref=cm_sw_r_other_apa_i_uXyVDbZ5K7XQ7

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

#TED #スピーチ #勉強法 #スキル習得 #体験 #20時間 #感想 #ジョシュカウフマン #最初の20時間 #習慣 #ついやってしまう体験のつくりかた #TEDtalk

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?