向山聖也

サッカー指導者|1988年|生きてるうちに日本代表のW杯優勝が観たい|U13→U18→…

向山聖也

サッカー指導者|1988年|生きてるうちに日本代表のW杯優勝が観たい|U13→U18→女子U15→社会人|

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最近の記事

育成年代の夏休みの過ごし方と、身長成長量の関係性。

今回も自チーム選手のデータを元にした考察を書いていこうと思います。 いわきFCのアカデミーでは夏休み期間は活動をOFFにしています。 目的としてはおおまかにこちら。 ・成長量を最大化すること ・家族や友人と過ごす時間を大切にすること ・心身ともにリフレッシュすること それぞれについて触れていきます。 食べたエネルギーは何に使われるのか。 動物は食べることによってエネルギーを蓄え、そのエネルギーを利用して活動したり成長したりしています。エネルギーというのは基本的には食

    • スポーツ万能になるために、特定のスポーツを始める前にやるべきこと。

      熱心に子どもの成長をサポートをしている保護者や指導者の方に向けて。 サポートは絶対に欠かせないからこそ、正しい努力の方向性を見つめ直す機会になれば幸いです。 下記は僕が尊敬してやまない武井壮さんの動画です。6分強なのでぜひ。 これ見るだけでも勉強になると思います。 動画見ていただけましたでしょうか。 動画内でも武井さんがおっしゃってるように、スポーツ万能になるには 「自分の身体を思った通りに動かすこと」が必要です。 これはサッカー(特定の種目)だけやっていても身につくも

      • 高卒Jリーガー内定者数にみる誕生月の傾向を見て思うことを。

        こういったのがあったのでまとめてみました。 ※幼少期を日本で過ごしてなさそうと推測される選手および、高校1年生や2年生からの飛び級は除外しました。 ちなみにこっちは2019年版になります。 参考となる母数が少ないのですが、四半期で分けた際の1月〜3月(いわゆる早生まれ)が誕生月に該当する選手の割合が低いです。次いで10月〜12月生まれの選手が続きます。こういった結果は前々から言われていたことなので気になって調べてみたらやっぱりそうなんだなと改めて思いました。 年度

        • 【書評】至高の監督ペップ・グアルディオラから何かを学ぼうと思って。

          本書を読むにあたって、再度ALL OR NOTHINGを観ました。何度見返しても良い。どんな言葉を選んでも安っぽくなってしまいそうで嫌なくらい、言葉が見つからない。 映像を観ても、いろいろと感じることは多かったのですが、 本書を読むことによってより深いところまで垣間見れたらいいなぁと思って。 ペップ・シティ スーパーチームの設計図 (footballista) ・発売日 2020年3月31日 ・著者 ル・マルティン / ポル・バジュス ・ページ数 413ページ i

        育成年代の夏休みの過ごし方と、身長成長量の関係性。

        • スポーツ万能になるために、特定のスポーツを始める前にやるべきこと。

        • 高卒Jリーガー内定者数にみる誕生月の傾向を見て思うことを。

        • 【書評】至高の監督ペップ・グアルディオラから何かを学ぼうと思って。

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        • 育成年代の考察
          3本
        • 向山のBook Review
          2本

        記事

          プロフィールの代わりに。

          この文章は、2012年にある団体のWEBサイトに寄稿させていただいたものです。 以前いわきFCというクラブを設立した時の想いをそのままに記載しています。 クラブを譲渡した後も、大きな変化はありません。 譲渡と言っても、クラブの県リーグ2部に所属している「権利」を譲渡したという認識でおります。 名前が同じだったりといった共通点は確かに少なからずあるものの、 母体の大きさ然り、選手然り、別物だということは両方のクラブに関わっている僕自身が一番理解しております。 なので

          プロフィールの代わりに。

          【書評】「心理的安全性」という言葉だけが自分の中で一人歩きしていたので、より理解を深めるために。

          僕のタイムライン界隈で多くの人がオススメしていたGoogleのチームの話。 「心理的安全性」って読んで字の如く、「あぁ、居心地いいなぁ」みたいな状態なのでしょうか。 でもそれって、コンフォートゾーンとどう区別するのだろうみたいな疑問があって気になったので購読しました。 世界最高のチーム グーグル流「最少の人数」で「最大の成果」を生み出す方法 ・発行日 2018年8月30日 ・著者 ピョートル・フェリクス・グジバチ ・ページ数 248ページ 心理的安全性の定義。心理的安全

          【書評】「心理的安全性」という言葉だけが自分の中で一人歩きしていたので、より理解を深めるために。

          再びサッカーができるその日まで。

          今の社会情勢は2011年の東日本大震災がどうしても思い起こされます。 当時僕は大学生で神奈川県におり、直接的には被害は受けてないものの、 家族がいわきにいて、どうすることもできない自分が 歯痒かったのを覚えてます。 翌日に開催予定だったみんなで準備してたフットサルイベントは中止。 大学の卒業式ももちろん中止。 復興ボランティアに行こうにも、 逆に足手まといになってしまうとの情報もあり行けず。 世の中が自粛ムードになっていき、先行きが見えない不安に襲われながら 何もできず、

          再びサッカーができるその日まで。

          アカデミー4年目を迎えて。

          アカデミーが立ち上がったのが2017年。 その設立とともに入団してきた一期生たち。 この度ジュニアユースを卒業しました。 入団したときは、みんな(1人を除いて)僕より身長も小さかったのに、 いまやほとんどの選手が僕より大きくなりました。 毎年この時期は〜なんていう経験値はまだまだ足りない僕なのですが、 この一期生たちに少なからず思い入れがあるのは間違いなくて。 とは言っても監督として関わったのは彼らが一年生時の一年間だけでしたが。笑 一期生ですからね。全てが手探

          アカデミー4年目を迎えて。