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職業性ストレスの原因は仕事だけではない

・毎日の通勤..

・毎日のタスク量

・毎日夜遅くまで仕事の日々..

私自身も過去10年間サラリーマンをしていましたが
ほぼ毎日が上記のような日々でした。

結果的に私は職業性ストレスによる
パニック障害を発症して休職にいたりました。

✅このブログを読んで欲しい方

現在職業性ストレスで
私生活に影響が出てしまっている方

✔️本日のテーマ

職業性ストレスによるメンタル不調の根本的な原因

✔️筆者について

新卒で大手メーカーの営業職に就きましたが、
過労でパニック障害と診断され休職を余儀無くされました。

当初は常にめまいがある状況で
頭重感、過呼吸、現実感の消失..
更に不眠症も併発して絶望的な状態でしたが..

1年4ヶ月で克服して復職に成功することができました。
(2022年7月現在、3年4ヶ月再発なしです)

①労働自体はメンタル不調と関係ない

「そんな訳ないだろ!!」

と皆さまの声が聞こえてきそうです。笑

実際に職業性ストレスによる
メンタルヘルス不調の問題は
年々深刻化している状況で、

事実、職場の人間関係トラブルや仕事量、
長時間労働などで身体を壊す方が多くいます。

ただ今回
私が申し上げたいのは

「職場の環境による食生活の乱れや睡眠時間の短縮」

が直接的な原因ということです。

東京医科大学精神医学分野の研究グループ

『仮に労働時間、労働条件を改善したとしても
 食事内容や睡眠の質を改善しなければ
 メンタルヘルスの改善効果はない』

と示されています。

確かに労働環境の改善は大事であり、
長時間労働に比例して
睡眠時間も短くなるのは
自然なことではあります。

ただ意識をほんの少しだけ
ご自身の身の回りのことに
フォーカスしてあげて欲しいのです!

外的要因である労働環境を変えることも
もちろん重要ですが、


△「労働環境を改善すれば暴飲暴食が減り、睡眠時間も増える」
○「まず食事内容の改善、睡眠時間を増やすためにはどうするかを考える」

後者の思考でアプローチをする方が根本解決に繋がります。

②具体的な改善方法

「とはいってもなかなか..」

頭では分かってても実際に生活に
余白を作ることは難しいと思います。
私もサラリーマンだったので
大変なのはとてもお察しします。

私はパニック障害を克服▶︎復職後、
元々いた会社と同じ部署に配属されましたが
3年間再発することなく
無事円満退職した経験があります。

その当時心がけていたことをシェアします。

1.完璧主義をやめる

完璧を求めるということはそれに伴い、
大きな労力や時間を消費します。

その割には返って他の業務に対して
中途半端になってしまうことも少なくありません。

メンタルヘルスの観点から考えると

「8割程度できればいいや」

といったように少し自分の頭の中に
余白を作ってあげることが大切です。

2.自分の身体に目を向ける

日々業務に追われていると
アドレナリンがドバドバ出て
自身の身体に目を向けづらくなります。

例えばふとしたときに集中しすぎて
呼吸が短くなっていた経験はないでしょうか?

ふと気付いたとき。

呼吸が浅かったのであれば
ゆっくり深呼吸して、

「睡魔がきた!」

と感じたのであれば

1分でも目を瞑ってみるなど、
少しでも自分の身体に
目を向けてあげることがとても大切です。

3.仕事を振る

丸投げや押しつけではなく
「任せる」
ということです。

このブログを読んでくれている方々は
優しい方ばかりだと思われるので
仕事を他人に振る際に、

「押し付けている」

と少し罪悪感のような
間違った認識をしている方が
多いのではと思います。
(私個人としては気遣いのできる心優しい人材が大好きですが..笑)

社会では生きづらいし
ストレスも溜まると考えます。

まずは丸投げや押しつけではなく
「任せる」という認識に
シフトチェンジして頂きたいと思います。

ひとつ私からアドバイスすると

「〜だから」

と理由を言って仕事を振ると
相手もより納得してくれやすいです。

今難しいと思ったあなた。
そんなことはありません!

例えば

「今日はとても忙しいからこれだけお願いしていい?」

みたいな抽象的な感じであっても
十分相手に伝わります。

少しずつで良いので
実践してみて下さい。

③伝えたいこと

日々業務に追われて
忙しい毎日を送っていると、

仕事ではいつも冷静な判断が
できるあなただとしても
自分に対しては全くもって
判断が疎かになっているものです。

ただこれは当たり前なんです。
人はエネルギーを消費しすぎると
そりゃあ動けなくなります。

これが自己肯定感の低下に繋がり
私生活が乱れ、
メンタルヘルスに支障をきたします。

こうならない為にも
今できることをして
自分自身を癒してあげて欲しいです。

そうする事により今より少し生活に余白ができ、
次の一手を考えることも容易になります。

現代社会、大変厳しいと思いますが、
あなたのことをいつも応援しております。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

動画版はこちら


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