現在
「メンタル不調になって路頭に迷われている方」
全員に向けて私の体験談をなるべく細かくシェアします。
(約6000文字)
更にあなたへメッセージ動画も作成しました。
初めての動画制作だったので見づらかったらすいません..笑
▼画面をクリック▼
①生い立ち
②休職したときのこと
2017年の8月、仕事が終わって帰宅している最中に突然激しいめまいの襲われ救急車で運ばれました。
当時は
「絶対何かの病気になったに違いない!」
と思いましたが検査の結果は..「異常なし」
それからめまいが良くなる傾向はなくとても不安な状態でしたが、
そのうち体調が回復することを信じて騙し騙し会社に勤めていました。
そんな無理して会社に勤めていたことが仇となって、
翌月のしかも区役所で婚姻届を提出したその日の帰り道で再び激しいめまいに襲われまたもや救急車で運ばれることになります。
明らかに普通の状態ではないと思い、ここではじめて自分自身にドクターストップを出すことで休職を決意します。
しかし休職には診断書が必要なので原因不明の症状の私は精神科を受診します。
そこで「神経衰弱」と診断され休職することになります。
それからはかなり路頭に迷いました。
もう一生体調が良くならないのではないか?
自分が精神病だと認められない。
これからのキャリアの心配
妻に負担をかけっぱなし
社会保険とか税金とかどうなる?
お金の心配
など今までできていた事ができなくなる事で、体調面意外の不安も日に日に増していき絶望的な状態でした。
③どうやって乗り越えたか
④伝えたいこと
1 もっと早く休むべきだった
③の時系列を見てもらえれば分かりますが、私は発症してから休職にいたるまで約1ヶ月半かかっています。もっと早めに休む判断ができていれば拗らせることもなく早期に完治していたかも知れません。
パニック障害に限らず精神疾患は早期治療がとても肝になってきます。今現在、本当は体調が良くないのに無理して仕事をしている方はできる限り休むという判断をして欲しいと思います。
私みたいに無理してしまうと結局長い間休職するなんて事もあるので。
2 治療のほとんどは生活習慣、行動療法、自己開示で良くなる
私はパニック障害を治す為に整体、カイロ、カウンセリング、針治療、セミナー、情報商材、枕、ストレッチポール、サプリ、酵素ドリンクなど何十万とお金をかけてきました。
しかし回復を実感できたのは軽い運動、外出して電車に乗るとかカフェに入ってみるとか自分の性格を棚卸して俯瞰するとか0円や少額でできる事ばかりでした。
もちろんお金かける事も大事ですがシンプルに貯蓄も精神衛生的に大事なのでまずは0円でできる事をやって見たら良いかと思います。
3 お金をかけるべきこと3選
もしお金をかけるのであれば、
1.経験者と繋がる
もしお金をかけるのであれば第一優先で試して欲しいです。私の場合はパニック障害専門のカウンセラーさんやパニック障害を克服済みの情報発信者、整体事業のオーナーさんなどにコンタクトをとって悩みを相談しました。
経験者のアドバイスは身に染みます。無料で相談に乗ってくれる方もいますしあなたの周りにも意外とメンタル不調経験者は多いです。なのでメンタル不調の原因は似たり寄ったりの所があるので同じ病名ではなくても相談する価値は十分にあると思います。
2.交通費
現実的な話になってしまいますがやっぱり行動療法が一番体幹あります。パニック障害克服の原点にして頂点です。
私は発症して数日後、予期不安MAXの状態で新幹線に4時間乗って実家に帰省したという経緯がありますが(絶対におすすめはしない)
結果的にはその経験がとても自信に繋がりました。
なのでお金を投資するとしたらできる限り電車代やバス代などに使って欲しいと思います。
3.食べ物
・私たちの身体は摂取したものと意図的に摂取しないもので決まります。
当時私は酵素ドリンクや高額なミネラルウォーターやサプリなどたくさんの健康食品を試しましたが、その分ジャンキーな食品も摂取していたので正直健康食品の良さが良く分かりませんでした..むしろ休職中に10キロ太って不健康でした。
健康食品は正直割高だし続け辛い部分もあるので、それらにお金を使うのであれば生野菜やフルーツや調味料を良い品質のものに置き換えて自炊をする方が圧倒的に良いです。
そして何を摂取するかよりも何を摂取しないかの方が大事です。明らかに身体に悪そうなジャンキーなものは、特別な日のご褒美にとっておきましょう。
4 挑戦するという事は発作は起きるという事
ちょっと意味が分かり辛いので説明すると、
人は基本的に変化を嫌い、ホメオスタシス(恒常性)と言って元々の習慣に戻ろうとする性質があります。
例えば人の体温は夏でも冬でも36度前後です。猛暑でも極寒でも恒常性が働いて身体が自動的に体温を調節してくれます。
私の場合だと休職した期間は予期不安を起こすことがデフォルトになっておりました。
1.このような中で完治に向けて行動、挑戦するということは
↓
2.元いた環境の外に出るということ
(予期不安を起こさない日々に向かおうとする)
↓
3.ここで恒常性発動!
元いた環境(予期不安を起こすことが日常の日々)に
戻ろうと身体が反応して発作は起こりうるということ。
「威勢よく目標を立てたのは良いけど気づいたら諦めてた」
という経験みなさんも身に覚えあるかと思いますが、これも恒常性です。
挑戦することは必ず苦痛とセットなんですよね。
以上が私のあなたへのメッセージになります。
ボリュームが多い記事になるので一度に吸収しようとせず、思い出した時に読み返して少しずつインプットしていただけたら幸いです。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
あなたの健康を心よりお祈りしております。