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【パニック障害、うつ】現実的喪失感を克服する方法

・視界がボヤボヤする..
・頭にヘルメットを被っている感覚がある..
・常に酒を飲んで酔っている感覚がある..
・地に足がついていない感覚がある..
・いつもより音に敏感になる..

パニック障害になると
上記のような症状に
支配されている感覚はないでしょうか?

当時私がパニック障害を患って
休職していた時は、
これらの症状に
日々悩まされておりました。

現実的喪失感については
人によって表現が違うので
上記に該当しない方も
いらっしゃるかなと思いますが、

なんとなくいつもの感覚と
 違う感じがウザったい

このような経験をしたことある、
ないしは常に感じる方がほとんどであり
根本的に訴える症状は一緒です。

今回はそんなあなたへ
私の経験から

現実的喪失感を克服する方法
をシェアしたいと思います。

✔️本日のテーマ

現実的喪失感を克服する方法について

✔️筆者について

新卒で大手メーカーの
営業職に就きましたが
過労でパニック障害と診断され
休職を余儀無くされました。

当初は常にめまいがある状況で
頭重感、過呼吸、現実感の消失..
更に不眠症も併発して
絶望的な状態でしたが..

1年4ヶ月で克服して
復職に成功することができました。
(2022年10月現在、3年7ヶ月再発なし)

🎖メンタルヘルスマネジメントⅡ種 取得済

この記事はパニック障害、うつ病などで
苦しんでいる方の為に書いた記事です。
⚠️あくまでも私の経験を
元にした記事になります。
科学的根拠がない部分もあります。
その点はご留意下さい。
また著しく体調が優れない場合は
まずは充分に休息を取ることを優先して下さい。

留意事項

①現実的喪失感とは?

現実的喪失感とは

自分の身体と心が
 切り離されているような感覚

(自分の身体ではないような感覚)が

日常的、又は部分的に
確認できることを言います。

原因としては強いストレスや、
幼少期の経験によるものなどが普遍的です。

症状の表現は人それぞれですが
総じて「普段の感覚と違う」ことが
良く挙げられます。


②私も苦しみました(体験談)

私がパニック障害を克服する上で
一番厄介だったのが
紛れまない、現実的喪失感でした。

私の場合は
「視界がボヤボヤする感じ」
「自分の頭にフルフェイスを被っている感じ」
「常にお酒を飲んで酔っ払っている感じ」

これらの感覚が主でした。

予期不安や発作も
現実的喪失感が根本原因で
発症をしていました。

このいつもと違う感覚さえ良くなれば..

といつも頭を悩ませていました。


③どうやって乗り越えた?

3−1 成功体験を積み重ねる

ベタですよね..。

しかしこれは
原点にして頂点であり外せません。

私の場合は
行動療法を継続することにより、
できることを増やし
自信をつけることで克服に繋げました。

現実的喪失感は
私を最後まで苦しめましたが、

日々の行動療法は決して裏切らないなぁ

と感じました。

不思議と自信が付けば付くほど
必要以上に構えることもなくなり、
結果的に現実的喪失感も
抑えられたような気がしました。

3−2 目に負担をかけないようにした

私の場合、現実的喪失感は
視覚からくるものが強かったので
目にフォーカスをして
癒すことを徹底しました。

少しでも目に対する負担を
軽くすることによって
現実的喪失感を抑えていました。

以下、主に試したことをシェアします!

・度入りのメガネの購入▼

視力は両目1.5で
悪くはなかったのですが、
検査してみると乱視が入っていたので
度入りメガネを作成しました。

いざかけてみると
実際にボヤけていた文字などが
はっきりと見えるようになり、

私がしょっ中訴えていた
視界のボヤボヤ感もある程度
低減できたのかなと思います。

・ブルーライトメガネ▼

メチャクチャオススメです。

現代ではどうしても
スマホやPCなどのブルーライトに
触れる時間が多いと思います。

目の負担を大幅に減らすことで
目から来る日々の疲労感を
低減することができます。

私のオススメは
JINSで売っているブルーライトメガネです!

画像をクリックするとHPにアクセスできます。

度入りのブルーライトもあります。

安く済ませたい方には
100円ショップにもあります。

ブルーライトメガネは
費用対効果が素晴らしいので
絶対取り入れるべきだと
強く強くオススメします!

・SNSなどの視聴制限▼

みんな大好きSNS!

一度見ると無限の湖にハマる悪魔。

正直私は自分に甘い人間なので
制限をあまり継続することは
できませんでした..

しかしスマホの見過ぎが
悪影響なのは一目瞭然だったので、

その分行動療法(外出)を増やして
なるべく家での暇になる時間を
減らすなどして工夫をしていました。

・目の体操やケア▼

YouTubeで動画を調べて
視力アップトレーニングをしたり
目のマッサージをしたり、
目を温めるあれをやったり↓

目を温めるあれ

色々と工夫しておりました。


④克服して感じたこと

私は克服して
3年半経った現在でも、

今から現実的喪失感を感じてみて!

と言われたとしたら、
すぐさま割とリアルに
感じることができます。

そして更にそれを続けると
少しパニックになる感覚も
味わうことが容易にできます。

もちろん意識することをやめると
すぐに元の状態に(普通の状態)に
戻すことができます。

何が言いたいかというと、

自分の体調について
過剰に目を向けすぎると、

パニックになる必要がなくても
脳の誤作動によって
何故か苦しく感じるということです。

例えば今からあなたに
やってみて欲しいことがあります。

右手の小指を痛いと思い込んで
小指に集中してみて下さい。

いかがでしょうか?

実際に少なからず痛みなり違和感を
感じたのではないでしょうか?

それでは、
もう一つ質問です。

今までにこのような
経験はないでしょうか?

膝を擦りむいて痛かったけど
 お友達とのお喋りに夢中になって
 いたら膝痛いのなんて忘れてたよ〜

いかがでしょう?
誰しもが一度は経験あると思います。

そう、

そこそこ痛みの伴う
ケガだったはずなのに
他の物事に集中することにより、

すっかり忘れていた

という経験あると思います。

ケガだって回復が進むと
私生活にはなんら問題ないし、
むしろ忘れている時間の方が
圧倒的に多いのではないでしょうか?

パニック生涯経験者の
某有名アーティストも

音楽に没頭することによって克服できた

という発言があります。

上記による発言も
集中時間が増えることにより、

発作が気にならなくなって
最終的には消滅した。

と考えることができます。

パニック障害や今回のテーマである
現実的喪失感も回復するに連れて
他のことに集中する時間が増えたり
必要以上に構えることが減少します。

現在はあなたが
今まで頑張ってきた反動により、

脳が誤作動を起こしてしまうと同時に
どうしても自分の症状に注目をしてしまい、
必要以上に構えてしまっている
状態だと思います。

今はとてもお辛いと思います。

私も身を持って経験済みなので
あなたのお気持ち、
少しはお察しできていると思います。

少しずつ集中時間を増やして
現実敵喪失感を減らして行きましょう。



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