2023/09/21(木)失恋という名の幸せのキャリーオーバーが発生しているあなたへ。
久しぶりに日記帳を読み返してみると、万感の思いが込み上げてきたので書き記しておく。
失恋の話。
失恋は、大切な人を失うだけでなく、やる気や気力まで根こそぎ奪い取ってしまう。
大切な人を失ってから、その人が自分を占めていた大きさに気がつくのだ。
一途な恋が儚く散ってしまった社会人の方なんかは本当に大変だと思う。次から次へと仕事は降り注ぎ、手を休めている暇なんておそらく無いのだろう。
「失恋休暇」のような制度を整えるのも、冗談抜きで必要な気がする。
失恋を言い訳にするのは都合のいい甘えに聞こえるかもしれないが、その苦しみの重さは本人にしか分からない。
逆に。
失恋をした者にしか失恋による胸の痛みは分からない。
それに、恋愛で辛い思いをした人には後に手にする幸せの大きさがどんどん膨れ上がっていく。
幸せのキャリーオーバー。
時間はかかることなるだろうが、どうか前を向いて頑張ってほしい。
とある恋愛本にこんなことが書かれていた。
「『友だちが欲しい』と言っている人の友だちになりたいか?なりたくないだろ。それと一緒で『恋人が欲しい』と言ってる人の恋人になりたい奴はいない」
ニュアンスではあるがこのような感じの文章を今でも覚えている。
「彼女ほしいわ」と嘆く男の恋人になりたい人はいない。僕はそのことを肝に銘じていたので一切合切口にしてこなかった。
結果。
恋人はずっとできていない。
なんだ、言っても言わなくても恋人はできないじゃないか。
まあ、それはいいとして。
この世の一途に恋するすべての老若男女に幸あれ。
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