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悪い筋肉痛と良い筋肉痛とは?

本記事は「整体師のカラダとココロの話」のラジオ収録をブログに書き起こしたものになります。音声にてご視聴されたい方は下記よりどうぞ。

おはようございます。

整体庵大空のようすけです。

本記事(収録)のテーマは「筋肉痛」について。

よく、

「筋肉痛になるから運度はしたくない」

「年齢を重ねると、筋肉痛が遅れて出てくる」

なんてことが言われます。

整体師のぼくの視点では、筋肉痛には悪い筋肉痛と、良い筋肉痛があると考えています。

そしてどちらかというと、良い筋肉痛ほど長引いたり、遅れて出てくる傾向があるのも筋肉痛のおもしろいところなんですよね。

実は全ての筋肉痛が悪いのではなく、年齢を重ねたから筋肉痛が遅くなるわけでもありません。

皆さんの人生にお役立ていただければ幸いです。


下山後3日経っても取れない筋肉痛

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私ごとですが、先日テント泊登山に行っており下山から3日間ほど経ちましたが、まだ少し下半身が筋肉痛です。

ぼくは登山歴こそ10年ほどありますが、それでも年に数回ほどしか山に登りません。

普段は使わない筋肉を登山ではよく使うので、この「普段使わない筋肉」がメインで筋肉痛になっています。

皆さんにも、ぼく自身にも、部位はそれぞれ違いますが、その人なりに使いやすい筋肉と使えない筋肉が必ずあります。

つまり、同じ10kgの荷物を持ち上げる際には、本来10個の筋肉で持ち上げるところを自分が使いやすい3つの筋肉で持ち上げていることになります。

残りの7つの筋肉は普段使えないか、使いにくくなっている筋肉です。


良い筋肉痛とは?

ぼくが思う良い筋肉痛とは、「普段使わない筋肉が筋肉痛になること」です。

これがなぜいいか?というと、普段使わない筋肉が使えるようになっているからです。

会社に例えるなら、社員10人の会社で常に3人の優秀な社員だけが他の7人より数倍働いているとします。

この3人の社員は、身体で言うところの扱いやすい筋肉です。

残りの7人の社員はサボっているか、本気で働いていないわけなので、

その7人に働いてもらった方が健全な会社といえますよね?

しかし、その7人の社員は普段サボっているので、少し働かされるとすぐ疲れてしまいます。

この状態が身体で言うところの、「普段使えない筋肉」が筋肉痛になっている状態ですね。

良い筋肉痛では、普段あまり使わない筋肉に起こります。

わかりやすく言うと、普段はしないような運動をした後に起こる筋肉痛ですね。

ぼくのケースで言うと、普段はしない登山でなる筋肉痛です。

こう言う筋肉痛は、身体のバランスを整え、身体全体として動きやすい状態を作るので、身体にとっては良い筋肉痛です。


悪い筋肉痛とは?

悪い筋肉痛とは、普段扱いやすい筋肉が筋肉痛になっている状態です。

例えば、普段ランニングをされている人なら、いつも張りやすい筋肉はある程度決まってくるはずで、

その部分が、自分の動かしやすく日常メインで多用する筋肉です。

このような筋肉痛は日常ルーティン動作や、普段よく行う運動の中で起こる筋肉痛なので、デスクワークの人の肩こりや、立ち仕事の人の腰痛などの筋肉疲労も、広い意味でこれにあたります。

これらの筋肉痛(疲労)は、自分の身体の癖を助長するので、

身体としてはあまり良い刺激とはいえません。

悪い筋肉痛を良いものに変えていくには、「運動の新鮮さ」がとても大切な要素です。


新鮮な運動を大切にする

先日、サッカーの長友選手がご夫婦での家庭の様子をテレビで放送していました。

そこで、奥さんが考案したダンスを隣で真似て動くというトレーニングをされてました。

トレーニングとしての負荷こそ少ないですが、

人が考えた動作を真似ると言うのは、ある意味で自分では動かさないような動きを行うことにつながります。

長友選手はおそらくですが、普段のトレーニングでは使わないような筋肉を無意識で使うような意味でこういったトレーニングを実践されているのではないかな?と思います。

日常で普段使わない筋肉を使うにはコツがあります。

それは「その運動に新鮮さがあるか」どうかということ。

つまり普段しないような運動を時々してみることが大切で、

慣れた運動には新鮮さがありませんよね?

すると、普段使いやすい筋肉でその運動を行えるので、安心感はありますが新鮮さが欠けます。

慣れた運動も楽しさがありますが、あえて普段ならしないような運動を時々やってみてください。

そこで起こる筋肉痛は、自分自身の身体バランスを整えてくれる良い筋肉痛になります。

良い筋肉痛は、身体の慢性的な痛みの改善にとても有効なので、ぜひどうぞ。


まとめ

本記事(収録)では、身体にとって良い筋肉痛と悪い筋肉痛の特徴をお話しました。

身体に良い筋肉痛は、普段使わない筋肉で起こる筋肉痛で、身体のバランスを整えて慢性痛を改善したりする実効果もあります。

一方、身体に悪い筋肉痛は、

自分の癖で使いやすい筋肉で起こる筋肉痛で、身体のバランスを崩し、自分の癖が強調されてしまうような筋肉痛です。

悪い筋肉痛は、慢性的な痛みの原因になったり、何より身体に心地よさがありません。

筋肉痛は同じように感じても、実はそこには2種類あることを理解しておくと、積極的に色々な運動を行うことの大切さがよくわかるかなと思います。

慣れた運動の良さや楽しさももちろんありますが、

たまには普段の自分なら絶対しないような運動や、初経験の運動なども取り入れつつ、自分の使えない筋肉を刺激してみてください。

本記事は以上です。

最後までお読みいただきありがとうございました!


記事執筆者紹介

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整体庵大空(だいくう) ようすけと申します。

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