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大根は痰のかたまり気を下し喉のかわくにこれを用る - 養生やまと歌 049

ダイコンは喉の痛みの応急処置にも昔から使われていて、絞り汁を飲んでいたようです。江戸時代の『広恵済急方』には次のようにあります。

「莱箙(だいこん)の絞汁を徐々(そろそろ)と嚥下(のみくだし)て良也」

めんどうな時は、生のままをよく咀嚼し、汁がゆっくり喉を通るように食べるのもよいです。

調理がめんどうでない場合は、以下の大根のどシロップがいちばんオススメです。


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養生やまと歌とは
和歌形式の養生書、食物本草書、経穴書から、養生のキホンが学べる100首を厳選し、イラストを付けてご紹介していきます。

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養生やまと歌凡例
凡例や参考文献は第一首目の下部に掲載されておりますので、以下のリンク先からご覧ください。
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