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豆腐こそ中をゆるくし気をまして熱を清して血をちらすなり - 養生やまと歌 020


豆腐は『本草綱目』にも「脾胃を和し、脹満を消し、大腸の濁気を下す」とあり、胃腸によいものですが、冷やす性質のものなので食べ過ぎに注意です。この冷性のせいで下痢をすることもあるからなのか、本草学的には「小毒有り」とされます。そして、ダイコンにはこれを中和させる働きがあります。

豆腐の薬味には、ダイコンだけでなく、ネギやショウガもありますが、これらも食べ合わせ的に良い意味があるのかもしれないですね。

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養生やまと歌とは
和歌形式の養生書、食物本草書、経穴書から、養生のキホンが学べる100首を厳選し、イラストを付けてご紹介していきます。

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養生やまと歌凡例
凡例や参考文献は第一首目の下部に掲載されておりますので、以下のリンク先からご覧ください。
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