正露丸のせコーラかけご飯

視聴感想文。文末に「…だったらいいなぁ。」をつけてお読みください。CDが好きです。アル…

正露丸のせコーラかけご飯

視聴感想文。文末に「…だったらいいなぁ。」をつけてお読みください。CDが好きです。アルバムはもっと好きです。配信やストリーミング、ダウンロード音源はあまり好きではないです。不安になるので。

最近の記事

即興演奏との出会い-2024.1.22ピクニック

久しぶりのnote更新。 しばらく遠ざかっていたけれど、またぼちぼちやっていきたいなと思います。 また、冷やかしに来ていただければ! 今回は、先日人生初体験の完全即興演奏ライブなるものに行ってきたので、その時に思ったことなどをまとめてみようと思います。 カオスの中に潜む、奇跡の連続。 人生初のライヴを観終わった後、余韻にぼーっとしていた頭に浮かんだのは、感動や満足感もありつつ、1番はちゃんと終わってよかったという安堵でした。 自分は即興演奏というものと今まで全く縁がな

    • REBUILD - KAGERO

      KAGERO楽曲全70曲を再構築、再録音。 それは2021年度最後の日。吉祥寺NEPOで突如告知された。 この日、KAGEROとしての単独ライヴは約2年ぶり。久しぶりの爆音に不覚にも涙腺が崩壊しかけていた僕は、この突然のサプライズに只々唖然とするばかりだった。 音楽業界はコンテンツのリユースがまかり通ってきたように思う。所謂ベスト盤等はその最たる例といえる。 適切なプロモーションをうてば新規リスナーを取り込むチャンスかつ、未発表曲の一つでも入れておけば古参ファンからの売上

      • KAGERO - REBUILD BOXセット開封の儀

        2021年度末である3/31に、急遽告知されたBlue Selectionと銘打たれた久しぶりのKAGEROライヴ。 そこでサプライズ的に、全曲rebuildと1日一曲配信が告知されました。 いい意味でクレイジーだなぁと思ったけれど、その後にちゃんとフィジカルも出すし、ボックスセットも出すと発表されたのでした。 そういうところ本当好き。 6/9に配信が完了するということで、配信版は聴かないように我慢して待つこと数ヶ月(ホントは結構聴いちゃってた)。 ついにボックスセットの

        • OPERATION: NO PLAN - OXYMORPHON

           ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!と言う深夜番組の企画に「どうせお前こんなん好きなんやろ?選手権」というものがありました。 メンバーやゲストに出演者がそれぞれプレゼントを持ち寄り、1番好みを理解している者を競う企画でしたが、OXYMORPHONのデビューアルバム、OPERATION: NO PLANは僕にとってはまさしく「こんなん好きなんやろ?」のど真ん中、どストライクな作品です。  OXYMORPHON(OXY)は結成して間もないバンドではありますが、メンバーは歴

        即興演奏との出会い-2024.1.22ピクニック

          2020年を振り返ったら

          あけましておめでとうございます。 以前は年末にやっていたこの総括、今年は年明けにすることにしました。 去年一年は本当にあっという間でした。当然、未だ終息の兆しすら見えてこない世界的パンデミックが原因ですが、それによってこの総括がマイナスなものになってしまうのはちょっとなと言う感じでした。 あとは、人生初の元旦出勤が予定されていたというのが思った以上にストレスで、元気がなかったのも一因です。 2020年は音楽という娯楽の形が大きく変わってしまった、変わらざるを得なかった年で

          2020年を振り返ったら

          Post Human : Survival Horror - Bring Me The Horizon

          世界的なパンデミックという稀有な情勢下でドロップされたBring Me The Horizon(BMTH)の新作は、Horrorな現代をsurvivalするための必聴アルバムかもしれません。 何はともあれ、フィジカルをレビューしていきましょう。 メインアートワーク。カオス。 表紙と比べてあっさりとした背面。 帯。情報量は多め。 CDレーベル面のアートワーク。JAPAN EDITIONの文字がまぶしい。 ブックレットの背表紙。PHASE TWOも来るんだよね…?

          Post Human : Survival Horror - Bring Me The Horizon

          必要なのはCDに対する愛情。(ジュエルケース編)

          CDが売れない!という声が叫ばれてから、もう何年もたちます。 音楽という娯楽の在り方が以前とは変わった時代…。もはやCDはアーティストマーチの一つでしかないのかもしれません。 そりゃあ、場所はとるし、一度開いて歌詞カードみたらあとはもう見ないし、曲をPCへ取り込むのが面倒くさすぎる…等。その気持ちは痛いほどわかります。 ぶっちゃけてしまえば、お気に入りのバンドやアルバムでない限り、二度目を開くのは数年先、もしかすると今後ずっと開かないかもしれません。 でも、音という、3次元

          必要なのはCDに対する愛情。(ジュエルケース編)

          Lamb of God - Lamb of God

           New wave of American heavy metal / Pure American Metal最後の希望、Lamb of God(LoG)の通算8枚目のフルレンス・アルバムがセルフタイトルでリリースされた。 前作、VII: Sturm und Drangからカバーアルバムを1枚挟み、オリジナルとしては約5年のスパンで発売となった今作。世界中のファンが首を長くして待ち続けていたであろうが、当初決まっていた発売予定日から急遽延期が発表されるという予期せぬ「お預け」

          Nothing Is True & Everything Is Possible - Enter Shikari

          かつては「レイヴmeetsメタル」なんて形容されていたEnter Shikari。 メタルのリフにアゲアゲなエレクトロをブチ込んでいた2007年頃から考えると想像できない方向に進化したのが今作、Nothing Is True & Everything Is Possibleではないでしょうのか。 いや、全くもってその片鱗がなかったのか、と言われるとそうでも無いと思います。 時は遡ること2015年、Bring Me The Horizonがポップに傾倒したスタジアムロックな作

          Nothing Is True & Everything Is Possible - Enter Shikari

          KAGERO IV retake - KAGERO

          祝!KAGERO15周年!!(4回目) KAGERO IV(IV)のリテイク版がリリースされました。今まではライヴ会場→web通販の順でしたが、諸般の事情によりweb通販が先となっています。 さてIVですが、KAGERO作品で一番ハマった作品です。本格的にKAGEROが好きになった一枚、とも言えます。 IIIでKAGEROの存在を知った自分は、思い出したときに好きな曲だけを聴いていました。そんな時、twitterのアカウントだったか、3か月連続配信シングルリリース第一

          KAGERO III retake - KAGERO

          祝!KAGERO15周年!!(3回目) ついに来ましたね。KAGERO III(3)retake盤が。 3は僕が初めてKAGEROを知ったアルバムで、特別な思いがある作品です。 時は2012年。学生だった僕は、GrindHouse Magazineというディスクレビュー誌を愛読していました。2,3月に出版されたvol.70は、表紙がMarilyn MansonとLamb of God。僕はこのLoGのインタビューを目当てにこの号を買いました。(他にもKORN、Ente

          KAGERO II retake - KAGERO

          祝!KAGERO15周年!!(2回目) KAGEROワンマン企画に、またしても行って来ました。メンバーにとっては準備や稽古等、とにかく大変だと思われますが、ファンとしては毎月、最高の時間と場所でKAGEROのワンマンを満喫できるのは幸せでしかないです。 今回はKAGERO II(以下2)縛りのライヴでした。 現時点でのKAGEROナンバリングタイトルは6作ありますが、2は一番暗い感じがして、あまり聴き込んでいないアルバムでした。 ライヴのMCでも触れられていましたが、2の

          KAGERO retake - KAGERO

          祝!KAGERO15周年! 15周年を記念して、2020年の1月から7月までの毎月、各アルバム縛りのワンマンイベントが開催決定しています。今日はその一発目、約10年前の2009年にリリースされたKAGERO I(以下I)縛りのライヴでした。 ライヴは言わずもがな、やっぱり最高最強でした。久しぶりのKAGEROでしたが、もうキレッキレで痺れる格好良さ。それをワンマンで浴びられる幸せ。音源を聴いて予習して行きましたが、相変わらずのアレンジっぷりに口元が緩む緩む。ニヤニヤしっぱな

          2019年を振り返る

          今年は本業の方で、しっかりした文章を書く必要があったんですよ。 と、のっけから言い訳をする。年始に言うよりはマシだと自分に言い聞かせる。 当然と言えば当然なのだけど、書いていても、どうしても本業で書かなきゃいけないやつがチラついて、比較してしまって…。 結果消してしまったものもチラホラ。 今年の夏以降の2本は、そんな障害?を乗り越えつつ、なんとか形にしたもので、思い入れの強い文章になりました。 さて今年も購入した音源を晒してみる。 今年はまさしく豊作の年。秋冬でやや失速し

          Ludens - Bring Me The Horizon

          大好きなものと大好きなもののコラボレーションほど心躍るものはない。 METAL GEARシリーズでゲーム監督として確固たる地位を築いた小島秀夫監督が創造する、今まで誰も体験したことのない全く新しいストランド・ゲーム、DEATH STRANDINGがついに発売となった。 のっけから何を言ってるんだお前は状態なのは重々承知。しかし、このゲームがなければタイトルに結びつかないのだからここから始めなければ仕方あるまい。今暫くお付き合い願いたい。 KONAMIという企業がある。或る

          Ludens - Bring Me The Horizon

          TooL開封の儀

          寡作なんて言葉はもはや生ぬるい。 リリースが奇跡と言っても過言ではないTooLが、13年ぶりに新作Fear Inoculumをリリースした。 本記事は、楽曲の内容にフォーカスを当てたものでは無い。 そもそも、私如きがTooLの音楽性についてあれこれ語るのは烏滸がましい。 タイトルにもあるように、限定生産の特別版CDとそのパッケージについて、写真も使って開封の儀をしようと言うのが本駄文の趣向である。 あれっ、なんでそんな引いてるの?えっ?平常運転なんだが? さて、では早速届