コロナ禍で「ながら食べ」をする人が急増、歯周病リスクも拡大
3月から6月まで在宅勤務だった私。
口さみしいことが何度もありました。
その時は、コーヒーをやたらに入れて、気分転換をしていました。
もちろん、一個だけと決めて、お菓子も😅頂いてました!
実は私だけでなく、多くの方が、ながら食いの習慣に!
コロナになって、患者さんの口の環境は悪化している、
という歯医者さんのコメントがありました。
その一つの原因が、ダラダラ食いかもしれません。
あなたはどうですか?
<調査概要>
実施時期:2020年9月18日(金)~9月23日(水)
調査手法:インターネット調査
調査対象:首都圏在住の20代~60代男女500人
出典元:株式会社第一三共ヘルスケア
構成/こじへい
在宅勤務で自宅にいると、ついつい食べ物に手が伸びてしまう。
人目を気にする必要もないし、パソコンワークで疲れた脳に甘いもので栄養を与えたい。気軽に食べられるものだと、余計に口に運ぶペースが上がってしまうこともあるだろう。
今回、第一三共ヘルスケアは、首都圏在住の20代〜60代の男女500人を対象に、「ながら食べ」の実態調査を行った。
コロナ禍で「ながら食べ」が習慣化した人も多い?
全体の2割が「ほぼ毎日」(22.4%)、3人に1人は「週に1日以上」(34.0%)など、合わせて約7割(66.8%)が「ながら食べ」をしている実態が明らかとなった。
「ながら食べ」は、男性(60.8%)より女性(72.8%)に多い。
20代(75.0%)、30代(74.0%)の若い年代では4人に3人が「ながら食べ」をしている。
テレビを見ながら、チョコで小腹を満たすのが「ながら食べ」のスタンダード
「ながら食べ」する人の9割弱が歯周病のケアを望んでいるのに、
毎回口をゆすぐのは2割( ;∀;)
■「ながら食べ」から始まる病気の進行歯周病の温床になる可能性も
■歯周病菌はさまざまな全身疾患の原因に。
新型コロナウイルスの感染リスクが高まるという報告も
■コロナ禍で口腔環境が悪化する“コロナ汚れ”が急増「ながら食べ」が拍車をかける結果に
■「ながら食べ」のアフターケアは「唾液を出す」がポイント
健康を考えると、「ながら食べ」はしない方が望ましいですが、
唾液が出やすいようよくかんで食べる食材を選ぶこと、
飲み物はジュースやお茶ではなく唾液のもととなる水を飲むこと、
もちろん、「ながら食べ」の後、歯を磨くことはぜひ習慣化していただきたいです。
かつては大人がかかる病気と考えられていましたが、今では10歳頃から取り組むのが歯周病対策の定説です。この冬心配なインフルエンザや新型コロナ対策としても、歯周病ケアは有効です。
倉治ななえ(くらじ・ななえ)先生
歯学博士。日本歯科大学卒業。テクノポートデンタルクリニック院長。
日本フィンランドむし歯予防研究会副会長、日本歯科大学附属病院臨床教授。
今は普通に通勤して会社生活を送っています。
ダラダラ食いから抜け、マスクの下でガムを噛んでストレス発散、唾液を沢山出すようにしています。