ネガティブな思考が浮かんでくるとき
ネガティブな思考が浮かび、その思考に反応してネガティブな感情が出てくることはよくありますよね。
その思考と感情に流されてしまうと、嫌な気分をずっと味わうことになり、
心にも体にもとてもよくありません。
でもそうなってしまいがちの人も多いのでは?
そうなってしまうとドツボですよね・・・
心理学や精神世界のことを勉強している人や、そういう世界が好きな人は、意識的にネガティブから抜け出しやすいでしょう。
いろいろな方法がありますので、そういうテクニックを使って、もしくは冷静に俯瞰してみると戻すせると思います。
しかし、思考や意志ではどうにもならない事もありまよね。
これはものすごく強く脳が反応していて、浮かんでくる思考が”正しい”と思い込み、その出来事をどうにかしないと”絶対に解決しない”と決め込んでしまっているんです。
だから、解決策がないと「どうしよう?どうしよう?」とさらに不安になっていってしまうのです。
こういう時は理屈や理論など思考でなんとかしようとすることはかなり困難に思います。特に一人では。
セラピストなりカウンセラーなりが冷静に問いかけてあげれば別ですが・・・
でも得てしてディープに落ちる時は一人きりだったりします。
ではこういう時はどうすればいいと思いますか?
思考で無理なら、強制的に体でスイッチを入れる
①ストレッチや脱力をして筋肉を緩める
強い不安や恐怖に襲われている時は、体は緊張状態にあるので、肩に力が入り筋肉がこわばっています。
ですから意識して体をゆすったり、脱力したり、ストレッチしてみるなり、して筋肉を緩めてみます。
こうすることで思考もフッと緩むというか、我に返る感じになり、ネガティブから少し解放されます。
②ひたすら歩く、ジョギングまたはダッシュをして走る、筋トレをする
筋肉が緊張状態にあるので、逆に体を動かして筋肉を働かせてしまいます。基本的に運動は脳のスイッチを切り替えポジティブにしてくれます。
筋トレや短距離のダッシュは、瞬間的に強い筋力を発揮しますから、その逆の筋肉のリラクゼーションもしやすくなります。
そうすることで、自律神経も活動時優位に働く交感神経(ON)からリラックス時に優位になる副交感神経(OFF)に切り替わりやすくなります。
ネガティブな状態は交感神経が働いているので、その逆にスイッチを切り替えるというわけですね。
人の体は思考と心、そして体は綿密に関係しています。
ネガティブな状態は頭の中での出来事ですから、思考で解決できない場合は他の要素(体)からアプローチすると、案外楽に脱出できたりします。
他にも色々とありますが、それはまたの機会にお話していきます。
よかったら試してみてくださいね。
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