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超・美人のススメ【美の基本は姿勢から】

姿勢がいいと
スタイルも良く見え、自信に満ちあふれ
華やかな印象を与えられます。

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逆に姿勢が悪い人って、どんな風に感じますか?
だらしなく見えたり、元気がなさそうだったり
老けて見られているかもしれません。

これは年齢・性別に関わらず
そうですが

それよりも突然どうしたの?と思ってしまいますよね。

私、モリシタは「理学療法士」です。

理学療法士って何をするひと?

病院やクリニック、訪問リハビリなどでリハビリテーションを提供します。

おもには、病気や怪我によって運動機能が低下した人に、運動機能の改善(維持)を目的に運動、温熱、電気、水、光線などの物理的手段を用いてリハビリテーションを行うことが仕事です。

そんな理学療法士ですが、
人を見ると、無意識に姿勢分析や動作分析をしてしまう癖があります…。
(職業病です)

「あぁ、あのお兄さん、猫背だなぁ。骨盤後傾してるし体型崩れちゃうよ。腰痛大丈夫かな?」とか
「いい姿勢だなぁ、どんなトレーニングしてるのかな?」なんて姿勢と動きで状態をおおよそ把握してしまいます。

おせっかいな分析を頭の中でしてしまっています(ごめんなさい)

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一般的な人は、普段、姿勢をとくべつ意識することはないと思いますが、良い姿勢ってどんなのかということを知ってもらい、できれば健康のために気をつけていただきたい。

本日は、姿勢に注意するだけで、美人・美男子にも見られるし、トータルヘルス、将来の関節疾患を予防も兼ねるというお話をしたいと思います。

重心の位置から考える理想的な姿勢(良い姿勢)

どんな、姿勢がいい姿勢か?と言えば
医学的な指標では下の図です。

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後から見た重心線が一直線状にあれば理想的な姿勢
頭の真ん中あたりー背骨ーおしりの真ん中(尾骨)ー両ひざの内側ー内くるぶし
横から見た重心線が一直線上にあれば理想的な姿勢
耳たぶー肩の中心ー大転子(お尻の横に触れる出っ張り)ーひざのお皿後ろー外くるぶしの前

一直線にするにはナニに注意するの?

鏡を見たり、壁を使ってチェックしてみましょう

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壁に背中を当てて立ち、肩・背中・お尻が壁にふれる程度の姿勢をキープしてみましょう。おヘソの下にある丹田(下腹部)というポイントから頭に向かい、1本の糸を通して、その糸が頭からつられているようなイメージをもって見ましょう。

余談ですが、成人の重心の位置は、骨盤内で仙骨のやや前方にあります。

重心の位置を足底から計測すると、成人男子で身長の約56%、女子では約55%の位置にあり、そこの部分が安定しているとフラつくことが少ないです。

要注意な姿勢をご紹介!

念の為 すぐにでも修正してほしい姿勢をご紹介します

その1

日常的にずっとこの姿勢をする人は少ないと思いますが、気がつけばそうなってる場合には、すでに筋肉の使い方にアンバランスが生じている可能性があります。気をつけましょう!前からみた時の姿勢パターンです。

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その2

体は前から見ると左右対象だけど、横から見ると崩れているパターンです。

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左から
骨盤後傾:いわゆる威張り、お尻垂れる系
骨盤前傾:反り腰、ハイヒールを履いている人に多い系
猫背:背中が丸まり、股関節・膝関節が曲がる系
ストレートネック:顎が前に出て、首がまっすぐになる

どのタイプの姿勢も肩こり、首こり、腰痛、股関節・膝関節疾患を起こしやすい姿勢でカラダの関節、筋肉に負担をかけてしまいます。

良い姿勢がカラダにもたらす10のメリット

姿勢を変えるだけで、オーラは何倍にも輝きますが、カラダにはもっといいことがあります。

■肩こりや腰痛になりにくい
■疲れにくい
■呼吸しやすくなる
■代謝が良くなる
■内臓の活動が良くなる
■筋肉が効率よく働く(パフォーマンス向上)
■太りにくい
■見た目が美しく好印象
■集中力が上がる
■心理的影響

最後に

良い姿勢をしてみて気づかれた方もいるかもしれませんが、美しい姿勢には、背筋と腹筋が欠かせません。

はじめは慣れず、カチカチになるもしれませんが、その時はカラダを軽くほぐして、少しずつ始めていきましょう。


毎日の習慣ですから是非、少しずつでもトライしてみるといいと思います。

とても長くなってしまいましたが
いかがでしたでしょうか?

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