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DAY 155 子どもと一緒にNZ 2024

(2024年の一年間、高校生の娘と小学生の息子、そして母である私の3人で「ニュージーランド暮らし」を決行します。このチャレンジの準備から現地での暮らし、帰国までの事実、そして気持ちをココに記録しておこうと思います。)

こないだの土曜日の話。

サッカー試合の朝

土曜日なのに、喜んで飛び起きた息子。
窓の外を見て、「晴れてる!」

3回目のサッカー試合。

「今日こそ勝ちたいなー」

これまでの試合は2回ともかなりの差で負けました。
超初心者である自分のことは棚に上げて、「このチーム、弱いなあ」とののしる。

自信があるのは良いこと!
あとは言動と振る舞いに気をつけて、しっかり練習してください。


曇り予報だったけれど、運よく良いお天気。
よく雨が降り、すぐに晴れて、また雨が降るのが最近の天気。
数時間晴れたままなんて本当にラッキー!

これまでは見渡す限りの芝生フィールドという巨大パークでの試合でしたが、今回指定された場所は小学校の校庭。
毎週色々な場所に行けるので楽しいです。

Googleマップが本当に大活躍。これがない時代、どうやって毎週違う場所へ子どもたちを連れて行っていたんだろう。(用件に関わらず)
便利な時代に留学を決断して、本当に助かった。

思えば、私が免許を取った時代はいつも車に地図があったな。その地図を見るのが大好きでした。行った場所に印をつけながらドライブするのが大好きでした。

今じゃスマホ上。またあそこのOP SHOPに行ってみたい、と思っても保存し忘れ、自分があの時どこに行ったのか思い出せない。ある程度の場所も検討がつかない。

まぁ、普段どれだけ脳みそを使わずに運転しているかということですね。

試合場所

こじんまりとしたなかなか素敵な小学校。
シンボル的な巨木とその周りに広がる芝生フィールドは子どもたちが全速力で走り回るのに十分な広さ。

試合は9時からで、ウォームアップのために8時半集合。
ということで8時20分には着いたのだけど、、、車が一台もない。

え・・・っと、どうしようかな、グループ内(What’s up)で連絡しようかな・・。

ピカピカのユニフォームに身を包み、さっきからハイソックスの折り目を何度も何度もやり直しながら、「今日は勝てるかなー」「今日こそ勝てるかなー」とワクワクドキドキ、やる気満々の息子は助手席で相変わらず落ち着くヒマがない。

ここで「場所間違えた」「もう試合に間に合わない」なんてことになったら一大事。集合時間の10分前は早すぎたんだ、と自分に言い聞かせ、何度も何度もGoogleマップの目的地とチーム内メッセージの目的地の一字一句を見直す。

8:35くらいになってようやく一台、また一台と車が集まってきてホッとしました。ああ、怒られなくて済んだ。

大きな公園の時はコーヒーや軽食のキッチンカーが来ていましたが、ここは小さな小学校だからかな。みなさん片手にコーヒー持参。
そして、親たちはWetな芝生に座らなくて良いように簡易椅子を持ってきて準備万端。

でも結局子どもたちの応援に熱が入って、立ち上がることになるのだけど。

試合開始


相変わらず犬も走り回る、妹弟も走り回る。和やかな雰囲気。

小学生たちのこのゲーム(試合)は前半戦30分、後半戦30分。
結構見応えがあります。

私はサッカーのルールをほとんど知りませんが、我が子のチームをもちろん応援。
保護者・関係者・犬も含めてみんな大興奮。

今回の相手チームは、息子のチームより体の小さな子が多い印象。
勝てるかな??

体が小さいからって甘く見ていました。みんな素早い、動く、走る。すごいなぁ。

お互いのチームのコーチが順番で審判をしますが、「今だ行け!広がって、広がって!ヘルプして!」と思い切り自分のチームに指示を出しながらやっているのが面白い。

結果は・・・5対3で負けました。またしても。
でも本当に惜しかった!良い試合でした。

最後はお互いの選手が集まって、今日も楽しかったね!とコーチのお話。そしてマネージャーさんが持ってきてくれたグミを取り合い、地面に落としてしまったり。
やっぱりまだまだかわいい子どもたちです。

終わったあともチームの友達と、校庭の端っこに見つけたバスケットコートでバスケ。(ボールはサッカーボール)

ニュージーランドのサッカー事情(小学生)

ニュージーランド全体がそうなのか、このハミルトンがそうなのか分かりませんが、サッカーは基本的に芝生の上でやります。
ふかふかの芝生の上で思い切り走りまわり、転げまわり、のびのびとやっています。

今回は小学校でやりましたが、小学校にも大きなグラスフィールド(芝生)があるので、冬になるとそこにサッカーゴールが建てられてこうやって毎週のようにあちこちのクラブから子どもたちが試合をしにくるようです。

小学校にチームがある場合もあるし、なければクラブに入ります。息子は後者。チームメイトが全員違う小学校。

クラブも各地域にたくさんあります。

この小学校チーム、各クラブ内で分けられた年齢別チーム、男女混合、オンリーガールズ、これらのバラバラなチームがぜーんぶ混ざり合い抽選をして、ハミルトン近郊にあるあらゆるパーク、学校の校庭で毎週ゲーム(試合)が行われる仕組みのようです。(対戦相手はほぼ同じ年齢が選ばれる)

毎週一回練習、毎週一回がこのゲーム。いきなり初心者でも試合を楽しめるので、この仕組みはすごいなと思ったのだけど、日本はどうなんだろう?

そしてサッカーは冬のスポーツ。
このチームも冬が終わる頃には解散となり、また来年のシーズンを楽しみに待ちます。

夏は紫外線が強いからかな?

日本と比べたら雲泥の差、くらいに過ごしやすい夏なのに残念。

日本ではサッカーチームとなるとどうやって練習しているのだろう??学校の校庭?毎週一回?毎日?さっぱり専門外です。
このまま興味が続けば、帰ってからもチームに入りたいと言うだろうな。

息子・・・今は楽しんでやっているけど、日本の夏にサッカーとなると乗り切れるだろうか。

今私は毎日息子の練習に付き合って、ひろーいグリーンフィールドで一緒にボールを追いかけていますが、日本の夏は、絶対に付き合いたくない。

息子と同じ熱量で、息子と同じような体力の、毎日一緒に練習したがるサッカー友達。できるといいのになあ。

2人の学校お迎えの後、サッカー練習にパークへ行き、その後家事もあるし、おかーさんは体力の限界です。

いや、反対か。
息子と遊んだあとにも家事がスムーズにできるよう、そのために体力づくりしていると考えればいいのか。

こうやって一緒にボールで遊ぶ(息子に言わせれば猛練習)なんて、もう何年も出来ないだろうし。

娘は来年大学生(なれれば)、子どもはどんどん大きくなってしまう。

貴重な一緒の時間であることを忘れないようにしよう。

それにしても、雨上がりの泥んこだけはちょっと遠慮したい。

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