【小説紹介】ラビ、I Hope You Dance
親から子への愛情は普遍のものだと信じます。
例え、可能性がゼロに近くても親は子をどうにかして救いたいと考えますし、その結果を自ら確認できないとしても可能性に賭けるものではないでしょうか? この物語はそんなお話です。
主人公の母親とともに、あなたも残された可能性に賭けてみませんか?
2通の手紙のみから構成されたSF小説です。2通の手紙は死に行く母から残される子へ宛てたものです。
1通目の手紙では、母は自分の産んだ子供(ラビ)に対してどのようにして育てていたかを語ります。そしてその最後の部分で、ラビが家族の支え無しに生きていく上で望む事をメッセージとして残します。(以下は部分)
あなたの持っている好奇心を大事にしなさい。
ここまでと思っても決して満足してしまってはいけない。
(略)
あなたはいつでも大きな海の前に立っているちっぽけな存在なのよ。
それを忘れないで。
(略)
ここまでで1通目の手紙は終わります。2通目の手紙は子供が成長してから手渡されるように後見人の弁護士に託されたものです。そこには子には到底知り得なかった驚くべき秘密が書かれていました。
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その他の情報
このお話は歌手 Lee Ann Womack さんの3枚目のアルバムに収録された曲、I Hope You Danceからヒントを貰って書いたものです。この曲の歌詞は「親から子へのメッセージ」となっています。メッセージの内容は下のリンクにありますのでご参照ください。(ただし、この小説の内容とは異なります。)
また、実際の曲はご本人の歌唱でも聴く事ができますが、私のお勧めはカントリー歌手、Casi Joyさんのカバーです。(参考まで)
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