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来年どうする? 目標と抱負の話

 年の瀬。猫も杓子も慌ただしく動きます。新年を目前に控えた私たちは、そういえば今年の目標・抱負は何だったかと思い出すかもしれません。

 言葉の定義を確認しますと、目標は目指すべきところ、抱負は心に秘めたる意志です。抱負という言葉には計画という意味合いもあるようで、目標達成のための計画を思案し心に秘めると、それが抱負と呼ばれることになります。

 さて、新年の抱負を堅持し目標を達成するのが如何に難しいかということを、誰しも経験していることと想像します。

 今年の目標と抱負。

 忘れた人もいれば、達成できなかった人もいるでしょう。幾つもの研究結果が「新年の抱負は達成し難い」ことを示しています。


 そこで私は新たな試みとして、目標や抱負とは少し異なるものを掲げようと思います。

 理念スローガン、あるいは主題テーマです。

 2024年を貫く自分の理念をいつでも思い出せるように、その主題から未来を創造するように。


 閑雲野鶴かんうんやかく


 2024年の理念/主題はコレにします。

 2023年に掲げた「ゆるく生きる、丁寧な暮らし」と似ていますが、より具体的なイメージを伴うコンパクトな形に変換することができました。

 ゆったりと浮かぶ雲、伸びやかな野生の鶴。なんだか心地良い自然の気配を感じます。ぼうっと眺める心と時間の余裕を祈り、暮らすこと、生きることに向き合おうと思います。目標はそのうち思いつくかもしれませんし、抱負は胸に秘めておけばいい。

 

 ゆるり、ゆるりと参ります。 

 来年も宜しくお願い申し上げます。




 拙文に最後までお付き合い頂き誠にありがとうございました。願わくは、貴方の今年が穏やかに暮れて、眩い来年が咲きますように。




#ナイショの抱負 #言わない抱負 #抱負
#来年の理念と主題 #閑雲野鶴
#古典がすき #エッセイ #2023年 #2024年

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