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【結果発表ォ〜!!】 「第1回note-M1(真顔で文字を書いて笑わせる1)グランプリ」

 大変長らくお待たせ致しました。
 note史上(おそらく)初の、名前も顔も知らない二人によるバーチャルお笑いコンビ(VOC)『ついて思う渡邊』の渡邊です。

 2022年2月27日にノリだけで立ち上げた企画にご参加いただき深謝申し上げます。企画の詳細はコチラです。

 予想を大きく上回り、エントリー総数60本を超える傑作マガジンが完成しました。どの作品も笑わずには読めない逸品ばかりで、審査員一同、この中から「優勝」を選ばねばならないことに笑いながら苦しみました。あれもこれもと欲張りたいところですが、人生は「あれかこれか」を選択しなければいけません。
 審査基準に照らし合わせながら徹底した読み込みと議論の末、「優勝」に加えて急遽「準優勝」「審査員特別賞(渡邊賞・思う賞・そら賞)」を設けました。
 優勝者には1000円サポート&オススメを、準優勝者には500円のサポート&オススメをさせていただきます。
 選考理由を添えて、お送りいたします。
 

 心の準備はよろしいですか?





☆優勝☆ 賞金1000円(サポート)

クリエイター:青砥シロさん
タイトル:『ぺこぱ風 ツッコまない漫才「いろんなスキの形があっていい」|note-M1グランプリ』 

【選考理由】
腹を抱えて爆笑しました。企画の趣旨・投稿規程など全て満たしつつ、攻めた姿勢に笑いを禁じ得ません。特筆すべきは3作品すべて同じスタイルで書き上げている執念で、モノマネ芸人がひとつのジャンルとして成立するかのように、リスペクトを保ちながら既存の芸人を「カバー」するスタイルは職人技です。そもそもnote-M1が本家M-1のパク…オマージュ企画ですから、このスタイルは初代優勝者に相応しい正統派といえましょう。敢えて記事の内容には触れません。未読の方はぜひ鑑賞いただき、既読の方も再び味わっていただきたい逸品です。
シロさん曰く「3月に入ってから二週間、真顔で執筆を続けました。もはや自分の記事を書いているときの笑い方を忘れてしまいました。」とのこと。このような破廉恥な企画を開催してしまったことを大変申し訳なく思いますが、どうか笑顔を取り戻し楽しい執筆活動を再開いただけると幸甚に尽きます。(審査員一同)


☆準優勝☆ 賞金500円(サポート)

クリエイター:夏木凛さん
タイトル:『ついうっかり連続殺人事件に巻き込まれたら(1930文字)』

【選考理由】
タイトルで匂わせています。冒頭から強烈に引き込まれて真顔で読み進めますが、怒涛の盛り上がりの果てにnote-M1エントリー作品であることが明かされました。みますと、完全に狙っています。完成された文章の真顔感と笑わせのバランスが絶妙で、その魔術は妖艶な美しさを放ちます。特に秀逸なのは「コメント欄の応酬」です。もう一度言います。コメント欄です。ボケにボケを重ねる瞬発力、相方の嗜好を暴く洞察力、コメント欄まで笑いに溢れるとは、まさに奇才であります。
優勝作品といえるほどの美術品ですが、もし優勝した場合、今以上に注目を集めると大切な相方のウフフな嗜好が衆目に晒されてしまいますから、関係各所に忖度した結果、泣く泣く準優勝という形を取らせていただきました。秘密ですよ。
(審査員一同(思うさんを除く))


 さて、優勝・準優勝以外の作品にも、ツボをついてくるコアな笑いがありました。それでは続いて3人の審査員がそれぞれ選出した「審査員特別賞」を発表いたします。それぞれ200円のサポート&オススメをさせていただきます。

☆渡邊賞☆ 賞金200円

クリエイター:ミズグチスイデン クレ村長さん
タイトル:『真夏の方程式』

【選考理由】
回想から真顔のまま進む独特の世界観に冒頭から引き込まれました。日常に潜むシリアスな事件の雰囲気の中、唐突に始まる「あの音楽」をBGMに物語は急展開を迎え、緊張感が高まります。緻密な推理と珍妙な答えのミスマッチは芸術の域に到達し、変な笑い声と共に多幸感が駆け巡りました。実におもしろい。(渡邊惺仁)

☆思う賞☆ 賞金200円

クリエイター:MIKI_USA_KUSO.note【フォロバ100】さん
タイトル:『【黒歴史】思い出したくもないあの夏の出来事、急に思い出した【その3】』

【選考理由】
小学校時代の黒歴史を綴っている。作者の天真爛漫、明るい性格が全面に出ている作品。子ども時代の語り口を織り交ぜ、可愛らしくも子どもらしい「大嘘」がクスッと笑える。他のエントリー作品にはあまり見られない絵文字がふんだんに使われていた点で選考に少々悩んだが、絵文字も「文字」であると解釈出来るため、本企画の趣旨からは大きく逸れていないと判断。(○○について思うこと)


☆そら賞☆ 賞金200円

クリエイター:hiroさん
タイトル:『【胃がんサバイバー日記】上を向いて歩こう!』

【選考理由】
「妖怪氷溶かし」真顔読み始めたのに、しっかり笑わせてもらいました。
ご本人は胃癌サバイバーとタイトルにされており、笑っていいのかな?と最初は迷いもしましたが、いつだって毎日は笑いで溢れていること、それを互いに笑い合い、そこに垣根は無いことをさわやかに体現してくださいました。
エールを送ろうと思いましたが、エールを頂いていることに気づきました!ありがとうございました!!(そら)


 素晴らしい作品に腹筋が鍛えられますね。
 以上で受賞者の発表を終え……ません!
 もうひとり、忘れてはいけないクリエイターがいます。

☆トップバッター賞☆ 賞金200円

クリエイター:転調さん
タイトル:『ディズニーから一歩もでずに笑いを考えたいのです2』

【選考理由】
ノリで走り出した企画にいち早く「参加表明」いただき、さらにエントリーNo.1を獲得しました。もしかしたら誰も参加しないかもしれないという不安の中で先陣を切って投稿する姿勢、また作品から溢れる真顔感とユーモアのハーモニーが笑いをもたらし、幸せな気持ちに包まれます。トップバッター賞を設けました。
先鋒を務めていただき、ありがとうございました!(渡邊惺仁)

 以上、note-M1グランプリの授賞式を終了いたします。

 受賞者の皆様、是非コメント欄や御自身のnoteでご感想や次回への抱負などいただけると嬉しいです。惜しくも受賞されなかったクリエイターの皆様には、「全員優勝にしたかったけど、昨今の運動会の順位をつけない風潮ってなんかおかしいよね。アスリートは順位をつけて競うから面白いんだよね。」という審査員側の気持ちをどうか汲んでいただきたく存じます。併せてご感想や次回への抱負などいただけると嬉しいです。

 私たち『ついて思う渡邊』も、note-M1の本戦に出場する(コンビとして3本執筆を完遂する)という目標を達成したものの、優勝どころか受賞も逃しました。
 とても悔しい気持ちですが、まだまだ実力が及ばないという事実を真摯に受け止め、再び笑いの修行を積んでいく所存です。

 本企画にエントリーいただいたクリエイターの皆様、大会を活気あるものに盛り上げてくださったコメンテイターの皆様、ちょっと笑ってスキを押してくださったスキーヤーの皆様、なんだこれと思いながらもエントリー作品に触れてくださった読者の皆様、そして素晴らしい場所を提供してくださったnote運営チームの皆様に至上の感謝を申し上げます。

 拙文に最後までお付き合い頂き誠にありがとうございました。願わくは、春の到来と共に芽吹いた笑いの種が、世界中に色とりどりの花を咲かせますように。

       『ついて思う渡邊』 思う・渡邊



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