ジンビーンズと死にたがりのあの娘」 《詩》
「ジンビーンズと死にたがりのあの娘」
悪いのは全部 俺のせい
そう言う事にしときなよ
ジンビーンズ片手にジーンズの裾
引きずりながら歩いた
風邪をこじらせた野良猫
メヤニだらけの目 遠くを見てる
死にたがりの あの娘
地球の自転に合わせて抱きしめた
地軸が少しズレ始めた
気づいてるのは俺ひとり
あの娘はきっと海を感じてる
ありもしない海を
Tシャツの胸元に
引っ掛けたサングラス
白い胸元に夢を見た
愛してくれないか
終わりが来る前に
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