水晶の夜 《詩》 142 seiji_arita 2024年3月6日 14:26 フォローしました 「水晶の夜」水晶の夜 飛び散った硝子の破片忘却の沼に深く沈みゆく二本の足其処には賞賛も無く批判も無い屈曲した光があるだけだった若き暗殺者と思考の殺人者俺は彼に呼び掛ける手段を持ってはいない霧の中で遊ぶ小人の群れが 青い太陽を指差す裸体を捨て去り幻想の肩書きに嘔吐する千里の荒野にはためく白旗変換不能な替え玉の命悪いが俺はお前を許したつもりは無い抑圧された都の民 やがて堰は破られる乱脈が白く淡く消えゆく時 水晶の夜が再び蘇る copy いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #詩 #散文 #想い #散文詩 #水晶 #肩書 #刹那 #荒野 #賞賛 #破片 #硝子 #暗殺者 #裸体 #白旗 #殺人者 142