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#ビジネスにちょっとだけ役立つかもしれないこと 『人類にとっての非常事態』

住む場所がなくなる…
動物や植物がいなくなる…
異常気象による被害が増える…  洪水、土砂崩れ、落雷、山火事...
伝染病が増える…  暑い国でしか存在しなかったウイルスが蔓延?新たなウイルスが出現?新たな感染経路が出現?
食べ物がなくなる、水がなくなる…
資源がなくなる...

地球温暖がもたらす影響の一例です。

こんなことが起きていいのでしょうか???
地球温暖化が加速しています。

8月9日、国際連合の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は報告書で、地球温暖化が手に負えなくなる状況に危険なほど近づいており、人類に責任があることは「疑う余地がない」と表明しました。

この危機的な状況の原因は間違いなく人類であるとしています。

こうした背景から、企業はよりサスティナブルな経営が求められます。

では、企業に求められるサスティナビリティ経営とは?

「企業自身が稼ぐ力を持続的につけること」「環境・社会に対して持続的貢献すること」というこの2つのサスティナビリティを実現するための企業変革をしなければいけなということです。
いわゆる、SX(サスティナビリティ・トランスフォーメーション)です。

さて、ここで最近注目のSDGsとESGについてですが、SDGsは目的で、ESGは手段だということです。
詳細については、いろいろな方が記事にもしていますし、書籍やメディアでも情報は取得できると思うので、そちらを参考にしてください。

興味あれば、こちらも参考にしていただければと思います。

いよいよ、お尻に火がついた

投資家(特に巨大ファンド)は、ESG投資にシフトし、またパッシブインデックス投資への投資が上が増えています。
これは、1社だけが良ければ良いというのではなく、市場の銘柄の全て良くならなければいけないということです。
そのために、人類の生活の支えている、環境・社会に対して企業も貢献していかなければいけないということなのです。

SDGs を実現するために、ESG投資というマネーの力を利用して実現しましょうということですね。

さらには、社会はものすごい勢いでデジタル化が進んでおり、デジタル化に対する対応もしていかなければなりません。
さらには、わけのわからない新型コロナウイルスも、まだまだ猛威を奮っています。
SXとDXの両方を実現していかないと生き残っていけないのです。

しかも、そのDXは環境や社会に優しいものでないとならない…

アセットマネジメントからステークホルダーマネジメント
株主資本主義からサスティナビリティマネジメント

と、経営手段もシフトしていかなければなりません。

それは、伊藤レポート2.0で、「ROESG」と言われるように、財務と非財務の統合といったトレードオンを実現することが必要になります。

「企業の稼ぐ力」「環境・社会への貢献とガバナンス」をデジタルテクノロジーを活用しながら企業変革をしていく必要があり、それを「全てのステークホルダーに対して、継続的な対話通じて伝えていく」必要があります。

この混沌とした時代において上記のマネジメントにシフトしていかなければならないことを痛感しています。

これは、上場企業だけが行えば良いかということではなく、われわれのようなベンチャーやスタートアップも意識しする必要があります。

もともと、ベンチャー企業やスタートアップ企業は、社会的な課題を解決するために創業している企業が多いはずです。

これから、今まで以上にポスト資本主義経済としての企業の在り方が問われてくると思います。

企業が持続的に継続・成長するためには、環境課題・社会課題にも持続的に貢献しなければなりません。そして、社会のデジタル化の流れは止まらず、DXを推進しながら、顧客への新しい価値を提供するとともに稼ぐ力に変えていかなければなりません。さらにそのDXは、環境や社会にも貢献するようなデジタル化でなければなりません。
このようなこれからの社会において、トレードオン(SXもDXも推進する)な経営を実現することが企業が生き残っていくには求められることです。

えらいこっちゃ...。


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