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#ビジネスにちょっとだけ役立つかもしれないこと『7-38-55』 『VVV:3V』

つながらない…
回線の状態がよくなく、固まる…
イライラする…

そういう時に限って変な顔で固まる…

恥ずかしい…

いまや、リモート会議ファーストです。

イヤーフォンとかしてると耳が痛い…
喋るタイミングが難しい…お互い喋り出そうとする。
「どうぞ、どうぞ」って…
ダチョウ倶楽部か!?って、ツッコミたくなりますよね〜

リモート会議を終えた後、切ったつもりが、つながったままになっていたことに気付いて焦る…
「やべっ!」

新型コロナウイルスの感染拡大で、人と人のコミュニケーションの取り方も明らかに変わっています。
そこで、コミュニケーションについて考えてみます。

今回は、こんな時代だからこそ、コミュニケーション・スキルとしての「メラビアンの法則」について考えてみます。
「メラビアンの法則」については有名ですし、ご存知の方も多いでしょう。

「メラビアンの法則」とは、「第一印象は会って数秒(約7秒?)で決まる」ということです。
人間は、ほぼこの約7秒で、好きか嫌いかを判断しています。

そう考えると、ちょっと怖いですね…。

さて、好きか嫌いかの判断のために優先する要素は「視覚が55%」「聴覚が38%」「言語が7%」だそうです。

その割合から、「7-38-55のルール」とも呼ばれたりします。

また、「言語情報=Verbal」「聴覚情報=Vocal」「視覚情報=Visual」の頭文字をとって、「3Vの法則」とも言われています。
「3Vの法則」について少し掘り下げてみたいと思います。

「視覚情報(Visual)」
55%と最も多くの割合を占める視覚情報とは、相手の態度や表情、目線や仕草と行った、見た目から受け取れる情報のことを挿します。
「ボディランゲージ」等の「非言語コミュニケーション」「ノンバーバルコミュニケーション」にあたります。
この非言語コミュニケーションは、いわば五感を使ったコミュニケーションでもあり、言語以外の部分で相手の感情を読み取ります。
気持ちや想いといった言語化が難しい情婦を伝えることができます。
この視覚情報を上手く伝えられれば、半分くらいのコミュニケーションは成立したと言っても良く、スムーズな意思の疎通を促すのです。


「聴覚情報(Vocal)」
次に割合の多い情報が、「聴覚情報」です。
聴覚情報は、相手が話している声の大きさやトーン、話す速度等のことで、コミュニケーションにおける割合は38%と言われています。
非言語コミュニケーションである、視覚情報と聴覚情報を合わせて、93%の割合で、コミュニケーションの大半を示しています。


「言語情報(Verbal)」
残りの7%の割合となる言語情報は、相手の話している内容や言葉そのものの意味を指します。
メールや手紙など、言葉のみを使ったコミュニケーションがこれにあたります。このnoteの記事もそうです。
このようなコミュケーションを「バーバルコミュニケーション」と言います。確立された言語を使用することで、明確に情報を伝えられることが特徴である一方で、気持ちが感情を伝えることが難しくなります。


さて、バーバルコミュニケーション(言語情報)だけでは、この記事も私が晴れやかな気持ちで書いているのか、怒り心頭で書いているのか、文章からは分からないですよね。

また、言語情報だけでは、表現によっては誤解を生みがちです…

「メラビアンの法則」における、「3Vの法則」をみてきました。

さて、やはり、第一印象では好印象を与えた方が良いに決まってますよね。
上記を注意すればOKです!と、そんなに簡単にはいかないのですよ!

人は見かけが9割とか言ったりします。
確かにパッと見の第一印象は重要です。
しかし、言語コミュニケーションよりも非言語コミュニケーションの方が重要、話の内容よりも見た目や第一印象の方が大事という捉え方は拡大解釈です。
メラビアンの法則はすべてのコミュニケーションに当てはまるわけではありません。
少しでもコミュニケーションをよくする一つの手段に過ぎないということです。
ただし、知っておいて損はないと思います。
それだけに頼るなということです。

このコロナ禍で、3Vの重要性の度合いも変化してきているのではないでしょうか?
対面での打ち合わせが減り、リモートで初めましてと自己紹介するのも増えてきています。

これが、非常に苦手です。ホントこっぱずかしい!
いまだに慣れない…
終わった後は、本当に疲れます。

リモートの画面に向かって喋っている間に魂も吸い取られているかのようです。

リモートでは、より3Vのうちの聴覚情報(例えば絹のように柔らかいシルキーボイス等)が重要になったり、言語情報の表現の仕方(文章力等)が重要になったりしているような気がします。

何にせよ、その場面場面や対峙する人によって、コミュニケーションのありかたは変わるはずです。

その時々での、「視点」「視野」「視座」をもってコミュニケーションに挑むという心がけが重要だと思います。
コロナ禍では『コロナ禍での視点、視野、視座』が必要になるでしょう。

ということで、有用なコミュニケーションをとっていきましょう。


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