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つくる、つながらない、とどかない(2022)。

昨年の大晦日に自分自身の一年間を振り返る「つくる、つながる、とどかない(2021)。」という記事を書きました。備忘録として今年も自分の一年間を振り返ります。

・2022年(令和4年)を振り返る
今年の私の状況はコロナ禍前の状況に戻りつつあるといった感じでした。音楽による収入はあったものの雀の涙程度で生活するには全く足りないので他の仕事で生活費の穴埋めをしました。
コロナ禍がきっかけで社会が良い方向に変わることを願っていましたが以前と同じく労働をして賃金を得ること、お金が中心で社会が動くということが変わらないことに絶望しました。
これからも死ぬまで働き続けお金の有り無しで心配し続ける日々が続くと思うと私には絶望でしかありません。

・今年行った活動

今年行った音楽活動は2年ぶりに人前で演奏したことと、カバーを2曲、他人の曲をアレンジしてベースだけで演奏した「ソロベース」の曲を4曲発表しました。活動を振り返ります。

◎2年ぶりに出演した「布団の中のアーティスト」

2年ぶりの人前での演奏は散々でした。相変わらず人前に出ると緊張して委縮していまい、人前で演奏できる喜びより失敗して観客から失望されるのではないかという不安と恐怖に苛まれました。事前に練習してきたことが全くできませんでした。この後私は人前で演奏することが怖くなり未だに立ち直れません。
今年行ったライブ出演はこれだけでした。

◎カバー曲を2曲発表しました

・FEELIN' SATISFIED / ZIGGY(Cover)

・HERE IT COMES / E・Z・O(Cover)

今年はオリジナルの制作はありませんでしたが代わりにカバーを2曲発表しました。ZIGGYの「FEELIN' SATISFIED」とE・Z・Oの「HERE IT COMES」をカバーしました。好きなバンドの好きな曲をカバーして楽しかったです。
またカバー(コピー)をすることでメロディやコード進行の成り立ち、個々の楽器がどのような演奏をしているのか改めて勉強できました。あくまでもオリジナルの創作が自分の音楽活動の中心ですが、より良いオリジナルを創作するためにもカバー(コピー)は今後も続けていきたいです。

◎ソロベースを4曲発表しました

・名古屋ごころ ソロベース

・大寒(2022)

・唐街雨情 ソロベース

・彼岸花咲いて ソロベース

ソロベースは4曲発表しました。今まではカバーが中心のソロベースでしたが今回初めてオリジナルのソロベースをYouTubeにて公開しました(レコーディング音源は2017年にnoteで公開しています)。
カバーした3曲はいずれも自分の好きな歌手の曲なのでどのように演奏しようか試行錯誤しました。その試行錯誤しているときが楽しくて日頃感じている生き辛さや不安、不満、恐怖を忘れることができました。

私の知名度不足及び宣伝不足のせいでYouTubeにて公開した動画は視聴回数が一向に伸びませんが、ヒットしたかどうかは関係なく私が好きだという理由だけで選んだ曲をベースだけで演奏するという一部の好事家しか注目しないであろうと思われることをやっているので、そうのち誰かが見て誰かが気に入って高評価してくれるだろうという程度の気持ちでいます。

・YouTubeによる初の収益

今年行ったことではないのですが、昨年11月に発表したオリジナル「熟女」と2018年に発表した「私はヒモになりたい」がYouTubeにて相応の視聴回数を達成したことから初めて収益を得ました。

・手放しでは喜べない内訳
2曲とも配信するに辺り配信代行サービスを行うTuneCore Japanを利用しているので手数料を払っています。1曲の手数料が年間¥1,551なので2曲合計で¥3,102払っています。
今回初めて得られた収益は¥1,181です。
今までは全く売れなかったので合計の手数料¥3,102の赤字でしたが、今回は初めて収益を得たので¥3,102-¥1,181=¥1921の赤字で済みました。
しかし払った手数料を上回る収益が得られないならTuneCore Japaのサービス利用を止めることも考えないといけません。

自分の曲が売れたことはとてもうれしいですが、払った手数料を上回るほどの収益は得られなかった。これが現実です。音楽で生計を立てることは並大抵のことではないと痛感しています。

・自分に合ったSNSの活用方法を見出した?

昨年はSNSの活用方法に悩みましたが、今年は自分なりの活用方法が少し見えてきたという気がしました。

ブログはnoteとアメブロを利用していますが、メインはnoteでアメブロはバックアップということにしました。
note、アメブロが永遠に続くという保証はないので、どちらかが突然サービスが終了しても大丈夫な状態にしました。
記事の内容は重複しても構わないので両方とも更新することを心がけました。閲覧者数が多いnoteのほうに重点を置いて、アメブロのほうはnoteの記事を簡潔に要約した内容にしました。
二つのサービスを利用して感じたことは、noteを見る人はアメブロを見ないし、アメブロを見る人はnoteを見ないということです。
note、アメブロ両方見て私のことをもっと知りたいという人などいないので、どちらかを見てもらえればそれでいいと今では思っています。

・note有料記事の変更をしました
noteで発表した一部の有料記事を段階的に全文読める投げ銭方式に変更しました。
改めて記事を読み直して、これは全文公開しても誤解を招く恐れは少ないだろうと判断した記事は全文読める投げ銭方式に変更しました。
どんな方式にしようと私の記事は誰も読まないので得体のしれない他人の誹謗中傷など考えすぎなのかもしれないと思えるようになりました。
(それでも用心は怠らず発言には細心の注意を払いたいです)。

・Twitterの利用を再開しました
フォロワー数が全く少ない私のツイートなど誰も注目しないと改めてわかったからです。とはいえツイートする内容には細心の注意を払い迂闊なツイートはしないように心がけています。
人前での演奏は行っていないのでライブの告知などのプロモーションはしていませんが、YouTubeにアップロードする前のソロベース動画や好きなラジオ番組の実況を中心に好き勝手にツイートしてます。
今のところ特定の人物からの誹謗中傷はありませんが今後も注意しながら利用したいです。

・これから先どうしよう

私の現実は音楽による収入はほとんど無いのでそれ以外の仕事をしながら生活をしのいでいます。
2016年に1st CDをリリースしたことをきっかけに本格的な音楽活動を行おうとして、それまでしていた音楽とは関係ない仕事を辞めました。

仕事は辞めたもののその後の計画はありませんでした。音楽活動の当てがないので結局音楽以外の仕事を再び探すことになったのですが、今まで体験してきた悪い体験が心を蝕み社会と断絶した引きこもり状態になりました。

・気持ちが引きこもった状態
引きこもりといっても部屋から一歩も出ないという状態ではなく、近所のコンビニやスーパーには買い物に行きましたし、興味があるイベントがあったときは現地に行くなど自分を傷付ける恐れがない場所には出かけることができました。
しかし肝心の仕事探しとなると全く身動きが取れなくなりました。仕事の求人サイトを見るのも怖かったです。
私は仕事そのものより同じ職場で働くことになるであろう他人から受けるかもしれない諸々のハラスメントが怖くてそれを考えると仕事探しができないという有様でした。
自分が傷付けられない、また興味・関心があることには前向きになれますが自分がやりたくない、苦しい・しんどいことには後ろ向きになり心をシャットダウンしてしまう、気持ちが引きこもった状態でした。

貯金が底をつきいよいよ行き詰ったときにようやく仕事探しに行きました。
仕事は見つかり働くことになりましたがアルバイトでフルタイムの仕事ではありません。コロナ禍で休業を余儀なくされましたが今でもこのアルバイトを続けています。
アルバイトとはいえ仕事をすることになり一見社会に復帰したようには見えますが気持ちは相変わらず引きこもった状態です。自分は何も変わっていません。

・Seigen Yamamoto / 8050

・どう終わらせるか考え始めてもいい時期かもしれない
発売して6年経過するのに全く売れないCDの在庫を見るとこれから先どうしようと憂鬱になります。
CDの売れ行きだけでなく今後の自分の人生の先行きもどうなるのかという不安が頭を過ります。
自分の人生はとっくに下り坂でそろそろ終活も視野に入れて人生設計をする時期なのかなと考えています。

以上が私の今年一年の成果と現在思っている率直な気持ちです。思いつくまま書き綴りました。

このnoteを最後までご覧いただき誠にありがとうございます。

よいお年を

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