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つくる、つながらない、とどかない(2021)。

昨年の大晦日に自分自身の一年間を振り返る「つくる、つながる、とどかない(2020)。」という記事を書きました。備忘録として今年も自分の一年間を振り返ります。

・2021年(令和3年)を振り返る

今年も昨年同様私を取り巻く状況は良くありませんでした。それでも何とか踏み留まっていられたのは音楽があったからでした。音楽が悲惨な現実の苦悩を和らげてくれました。

今年はオリジナルを1曲と、他人の曲をアレンジしてベースだけで演奏した「ソロベース」の曲を6曲発表しました。

・「熟女」

①みちのく望郷歌 ソロベース

②愛の絆 ソロベース

③花の命 ソロベース

④鳴かない鳥 ソロベース

⑤広小路ブルース ソロベース

⑥安奈 ソロベース

これは昨年もそうだったのですが、オリジナルよりソロベースの制作が多かったのはゼロから全てを制作するオリジナルより既に出来上がっている他人の曲をアレンジするほうが簡単だったからです。

アレンジが簡単とはいっても様々な楽器で構成された曲をベース一つだけにまとめて演奏することはそれなりに難しいものがありました。しかしその難しいものをどう解消しようかと考えることが面白くて、難問を解消してアレンジを完成させて演奏できるようになったときは達成感がありました。

ソロベースに関してはまだまだ演奏してみたい曲があるので今後も続けていきたいです。

オリジナルは1曲だけでしたがこの1曲に創造力の全てを注いだといった感じです。詳しくは「新曲「熟女」制作中に感じたことを記録します」で書いたのでここでは省略しますが、不慣れなことに挑戦して自分の創作の幅を広げる活路になったと思っています。

(12月31日の時点で再生回数が3,000回を越えました。うれしいというより困惑しています。アナリティクスを見るとエロい動画の関連動画として視聴されているケースが最も多く、noteがきっかけで視聴したケースがそれに次いでいました。引き続き注視したいです。)

・撮影がライブの替わりになりました

今年も人前で演奏する機会はありませんでしたが、その替わりの役割を果たしたのがYouTubeでした。YouTubeにアップロードするためにソロベースの演奏をスマホで撮影しました。これが私にとってはライブでした。

撮影するときはスマホで撮影しているとは思わず人前で演奏しているという意識を持って臨みました(その割には演奏中にミスを連発して何度も撮影し直しました)。

・ライブ配信にはそれに適した機材が必要だった

今年はライブ配信を行おうと試みたのですが、現在手持ちの機材ではライブ配信は難しいということがわかりました。ライブ配信に必要な機材が手に入る見込みはないので今後もYouTubeに動画をアップロードする録画配信が中心になるかなと思います。今まではソロベースの演奏動画でしたが今後はベースの弾き語り動画のアップロードも検討したいです。

・公共の電波から自分の曲が放送された快挙

人前での演奏はなかったものの今年は公共の電波から私の曲が放送されるという自身初の快挙がありました。

私の曲「私はヒモになりたい」が名古屋のFMラジオ局MID-FMの番組「西尾くんのチョット言っとく~」にて放送されました。詳しくは「ラジオ放送についての報告」で書いたのでここでは省略しますが、自分の曲がラジオから聞こえてきたときは本当にうれしかったです。インタビューされたわけでもなくただ番組内で曲が放送されただけのことで大袈裟だと思われるでしょうが、成功体験のない私には大きな出来事でした。初めて他人に認めてもらえたような気がしました。

これが私の今年一年の成果です。

・今年はSNSの利用について考えを改める年になりました

私は現在このnoteの他に、アメーバブログ(以下アメブロ)、Twitterを利用しています。いずれもアーティストとしての自分を知ってもらうために利用を始めたのですが、アーティストとしての活動がほとんどないという実情の私にとってSNSは無用の長物なのだろうかと悩みました。

・noteとアメブロの区別ができていない

noteとアメブロは両方とも文字数を気にしないで自分の意見が言えるブログとしての役割を果たしていますが、両方とも記事の内容が同じになってしまうという問題を抱えていました。

記事の閲覧者数ではnote>アメブロなのでブログは今後noteにまとめてしまおうと考えましたが、アメブロはアカウントを削除すると再入会できないのでこのままにしておくことにしました。アメブロでしか繋がれない人達たちがいるのでアメブロも時々は利用するでしょうが今後はnoteを中心に情報を発信することにしました。

・noteを有料にした理由

そのnoteですが今年の中旬から私のnoteは全部有料にしました。理由はお金が欲しいという理由も一応あるのですが、一番の理由は有料記事にすることで得体のしれない人たちの誹謗中傷から自分を守るためでした。

有料のnoteの内容は私の過去のことや現在感じていることを赤裸々に綴ったものが多いので読んだ人の誤解を招く恐れがあり、その誤解から誹謗中傷されることを恐れました。記事の途中から有料になっていたら「ここから先はコイツの本心が書かれているんだな」と察して頂きたいです。有料のnoteは良き理解者に読んでほしいという願いが込められています。

同じ有料でも全文読める投げ銭方式のnoteは自分の内面にはあまり触れない悪く言えば当たり障りのない平凡な内容のものにしました。

・激減した閲覧数、それでも創作を続ける理由

noteを有料にしたことで元々少ない閲覧者数が一気に減りました。最近の投稿ではフォロワーの方からも"スキ”が付かなくなりました。他人にとって私が創作した音楽、書いた文章は無料なら聞いてやる、読んでやるという代物ですが有料にしたことで人々の興味の対象から益々離れることになりました。

誰からも興味を持たれていないにも関わらずnoteやアメブロにブログを書くこと、YouTubeに自分のオリジナル曲やソロベースの演奏動画をアップロードすることは私にとっては遺言を遺すようなものです。note、アメブロ、YouTubeが存続する限り私の死後も私は存在することになります。今は顧みられなくてもいつか誰かに気づいてもらえる、好きになってもらえるという思いで音楽制作、文章の作成を行っています。今後もこの姿勢は変わらないと思います。

・本来の目的を果たせなかったTwitter

Twitterは情報収集と暇つぶし、友人知人の安否確認で役に立っていましたが、本来の目的であるアーティストとしての私の情報を発信するという目的は全く果たしていませんでした。アーティストとしての活動がほとんどないのですから当然です。

アーティストとしての活動が皆無なのですからフォロワーも一向に増えません。何とかフォロワーを増やそうと相互フォロー100%の地下アイドルをフォローしたり、音楽とは関係ない人からフォローされたときも何も考えずにフォロバしたりしてとにかくフォロワー数を増やしたいと無意味な努力を続けました。

・Twitterのことで悩む自分に嫌気が差した

Twitterに関する悩みは他にもありますが一番の悩みはフォロワーが全く増えないことでした。フォロワー数が三桁にも届かない状況に悩みました。そしてTwitterのことで悩んでいる自分がイヤになりました。

そこで私はTwitterから一旦離れることにしました。自分のアカウントに鍵をかけてツイートすることを止めました。ログアウトして他人のツイートも見ないようにしました。Twitterのない生活が再びできるか試してみました。

結果はTwitterなしでも支障なく生活できています。余計な情報が入ってこないので得体のしれない他人からの誹謗中傷を気にする必要がなくなり、順調そうに暮らしているように見える友人知人と自分を比較しなくなったので惨めな気分になることを止めることができました。

Twitterの使用を再開するのかそれとも止めるのかまだ決めていませんが、もしTwitterの使用を再開する場合はその時自分が置かれた状況、立場を考えながら細心の注意を払って使用したいと思っています。

SNSはとても便利で面白いものですが自分に本当に必要なのだろうかと今後も自問しながら使用していきたいと思います。

・現実がイヤになりました

私は昨年の記事で「来年は良いことがあると信じたいですが、今年以上に悲惨になるという気がしてなりません」と書きましたがその通りになりました。今年は昨年以上に悲惨な一年でした。

今年は新型コロナウィルスのワクチン接種が進み国内の感染者は減り日常生活が戻りつつありますが、私の日常生活は壊れたまま立て直せませんでした。

緊急事態宣言下で休業を余儀なくされてその間は無収入でした。休業補償はあったものの十分ではありませんでした。仕方ないので職探しをしても結果は不採用で生きる気力を削がれました。そんな中かつてしていたバイトで再び働きましたが勤続年数が長い人や年長者、職場内で人間関係が上手くいっている人が優遇されて私のシフトは減らされました。私は働くこと、生きることがつくづくイヤになりました。

・変わらない社会、今後も続く苦悩

私は今回の新型コロナウィルスの流行で社会が変わることに期待していました。現在の働いて賃金を得るという今の仕組みが無くなり、働く必要がなくお金がいらない社会ができることを密かに願っていました。しかし世間はこれまで通り働くこと、お金を稼ぐことを選びました。労働とお金から解放されて自由になる機会を失いました。

来年も今年同様悲惨な年になると思っています。この娑婆世界の仕組みが根本的に変わらない限り私の生きる苦しみは続くでしょう。生きている限り救いはないのかなと思っています。

今の状況をどうすれば打破できるのか正直わかりません。私は来年も苦しみもがき続けると思います。

以上、私以外の人にとってはどうでもいい内容の記事でした。このnoteを最後までご覧いただき誠にありがとうございます。。

よいお年をお迎えください。

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