ASDなのにも関わらず

飲食店で8年間(3件転々しましたが)働きましたし、パラスポーツの車椅子ソフトボールと言う団体競技を現在も続けているなーと自分でも不思議に思います。

ASDの特徴の一つで、私は団体行動が出来ない孤立型の人間なんですが、飲食店でもホールとキッチンの連携という事で、チームワークが必要です。
苦手でしたけど、仕事なんでなるだけコミュニケーションは取ってきました。一緒に働いた同僚達もそれなりにも気を配ってくれたり、私もなるだけ期待に応えようと努力はしました。
皆さんの飲食店のイメージって、女性がホールで接客しているイメージあると思いますが、時には男性もホールに出ますし僕も経験あります。

キッチンは肉体的苦痛・ホールは精神的苦痛
私の経験上では本当にそうでした。キッチンに関してはコンロ・フライヤー・鉄板などの調理機器を使うので、暑さという観念から体力的にやられます。それと売れる商品として手の込んだ料理が売れたり、同じ料理ばかり注文が入ると面倒でしたし、営業前の仕込みなんて大変としか言いようがないです。
ホールに関しては、私の担当がキッチンメインって事もあるんで、慣れていないという事もあるかもしれませんが、バカな客に振り回されることが多かったですし、笑顔で接客できなくて無愛想と思われることもしばしばありました。そう考えると精神的苦痛だった事も良くありました。

何故車椅子ソフトボールを続けれるのか?
このnoteでいつもお伝えしているように、チームのメンバーが理解してくれているというのが大きいです。
チームのモットーという訳ではありませんが、障害や症状は人それぞれですし、物理的・内面的な個性をチーム全員が充分に理解し、作り上げていくのがパラスポーツなんです。
現在でも楽しんで活動させて頂いております。

車椅子ソフトボールに関しては活動始めて4年経ちますが、経験上でみんなと意見交換しあえれるし、徐々にこの競技の極みを求めていくと、試合の時にチームメンバーにアドバイスできる立場にもなってきたんで、そのアドバイスも理解しプレーしてくれているんで、本当に良い仲間に巡り合えて感謝です。

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