体の声を聞くということ

自分を健康な状態にしておくには、自分の体の声が聞ける必要があります。断言できます。

生物というまだまだ解明されていない構成体を、知識だけで調和の取れた状態にするのはとても難しいです。

体の声と言っても
「今ビタミンがこれだけ足りてないよー」とか
「今日は睡眠時間を8時間とるんだよー」などと
明確にお喋りしてくれるわけではありません。
(たまに明確に会話のできる人もいるらしいですが)

なんかきょうだるいなー、湿疹が出てきた、ここが痛い、鼻水が出てきた、眠れない、胃が動いてない、体臭がいつもよりきつい、なんか涙が出てきた、イライラする、熱がある、お肌がカサカサ、


など体や心のサインを見逃さないことが体の声を聞くということだと思っております。

これも才能みたいなもので、元々できる人とできない人がいます。

私は元々できないタイプでした。

なので色々な知識を入れ、これがいいと言われればそればかり食べ、この健康法がいいと言われればそれをやりまくり、それで最初は何か良くなった気がするのですが、またすぐ具合が悪くなって新しい事を試すの繰り返し。。。

良くない循環です。

人間の体はバランスの取れた状態が健康なので、自分の体調を無視して同じことをやり続けるのはバランスを乱すのです。

体に痛みやなどのサインが出ているのに、痛み止めを飲んで無理して動く、

胃腸の調子が悪くなっているのにこれ体にいいってテレビで言ってたからと食べ続けたりするのは

不健康まっしぐらです。過去の私です。

様々健康法も

自分の体の声を聞けて、これくらい食べたりこれくらい取り入れればバランスが取れている状態にできると分かってやらないと、調和を乱すだけになってしまいます。

「過ぎたるは及ばざるが如し」

ってことです。

昔、このことわざ「過ぎたことは取り返せないし気にすることない」という意味だと勘違いしてました。


色々な事をうまく取り入れてバランスを取るには、まず自分の良い状態を知っている必要があります。

渦中にいると気づかないのが世の常ですが、調子の悪い時ってバランスの取れた状態がわからないし、よくなる方法もわからないまさに迷える子羊になっちゃうんですね。

なので調子の悪い時はまず体なら医師や鍼灸師、マッサージ師など、心ならカウンセリングや占い、バーテンダーでもいいし第三者に見てもらい、調和の取れた状態を取り戻します。そして冷静に自分を見れるようになったらその調和の取れた状態からなにが自分を乱すのか日記やメモに記していきます。

それを定期的に繰り返していると、だんだんと体や心が良い状態と良くない状態のデータを覚えてきて、こういう時はこう対処しようとかこういうものを食べようとかできるようになってきます。

そうすると心身共に大惨事になる前の小さなサインで対処できるようになり、健康で文化的な生活が送れるという算段です。

心身共にその人の良い状態にすることができ、健康な人生を送れるサポートをする。そんな整体師でいられるよう日々努めております。




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