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循環型サービスを活用してサステナブルな社会づくりを

循環型ファッションとは。

サステナブルなファッションのあり方とは。

洋服の廃棄問題が大きく取り沙汰される中、一人ひとりが洋服の消費サイクルを見直すことはとても重要なことだと感じます。

しかし、その一方でカッコよくなりたい、可愛くなりたいというのは、人間の根源的な欲求なんだということを、子育てをしている時に感じました。

美術家の長坂真護さんは、

「僕らは便利で豊かな生活を捨てることはできない」

と、ゴミを出さないのではなく、ゴミを使ったアートで経済循環を生み出し、ゴミ問題を解決する手法をとり、「サステナブル・キャピタリズム」を掲げて一躍世界的なアーティストとして注目されるようになりました。脱・資本主義を訴えるのは現実感が薄く、むしろ資本主義のアップデートが必要だという意見にめちゃくちゃ共感しています。

地球資源をモノに変え、サービスに変え、お金に変える資本主義社会に、地球が悲鳴を上げているのは、資本主義の裏側を見こなかった私たち大人の責任。

資本主義の中で豊かさを求めて生きる責任を、企業も個人も持たなければ、これから先の世代に未来がなくなってしまいます。

私も何かできることがないかなぁと探していたとき、ヤフー時代の先輩である後藤真二さんが、「フクチャリ」という事業をスタートさせたと聞きました。そして後藤さんにお声がけいただき、フクチャリの事業にジョインすることになりました。

「フクチャリ」は、自宅に眠った洋服を断捨離することによって、不要の洋服が別の商品に変わったり、発展途上国の子どもを救うワクチンに変わったり、国内の慈善団体の寄付に変わったりするという、洋服の廃棄問題をチャリティに昇華させて社会貢献を行うことができるサービス。

これが普及すれば、ファッション業界でお金と資源と善意を循環させることができると感じました。

フクチャリは、一個人だけの行動では成立しませんが、多くの人がこのサービスを活用することによって、大きな力に変わります。

資本主義に組み込まれて生きる私たちができることの一つがこのような循環型サービスを活用することのような気がしています。


https://www.fukuchari.org/


#フクチャリ #断捨離 #ファッション #サステナブルファッション  #循環型ファッション #sdgs #社会貢献

瀬川泰祐の記事を気にかけていただき、どうもありがとうございます。いただいたサポートは、今後の取材や執筆に活用させていただき、さらによい記事を生み出していけたらと思います。