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朝、目が覚めてから、ひたすら仮面ライダー555を観ていた。
およそ20話分くらいだと思う。
放送期間と照らし合わせたら大体4ヶ月間かけて放映される尺だ。
台風の事もあって今日は引き篭もると腹に決めていた。
で、その通り実行した。
何をするかは直感的に決めた。
もちろん仮面ライダー555という作品の面白さに引っ張られたんだけど。
なんだか久しぶりに何かに没頭した気がする。
ウォッチャーズハイとでも言おうか。
俺が一話観るごとにこの世界(番組世界)は動いていくんだ!と神様の様な気分だった。
気付いたら現実世界の夜が近づいてきて今こうして日記を書いている。
と言っても仮面ライダーを観ていただけなので書く様な事も無いのだが。

主要3ライダーが登場するところまで観たのだけど、やっぱりこのシリーズは面白い。
そしてライダーのデザインが抜群にカッコいい。
意匠としてのデザインと作中のデザインの機能的理由が上手い事調和しているのが本当に燃える。
ライダーのスーツを走る赤いラインにもキチンとこういう理由・機能があるんです、みたいな。

ただ、子供に観せて面白いのかどうかはちょっと迷う。
ギリギリ、リアルタイムで観てた様な気もするのだけどとても話を理解できていたとは思えない。
その分、こうして大人になって見返す楽しみが増えたけど。

でも、真面目に怖い物を見せるって言うのも仮面ライダーという番組の根っこだと思うから納得が行く。
子供心に漠然と植え付けられた恐怖が大人になった自分のどこかを助けている気がする。
ちょっと前に書いたアンパンマンのマーチの話に近いかもな。
子供向けだからこそ、事の本質と向き合わなきゃならない。
そういう意味では共通していると思う。

まあ、たまにそんな深いテーマそっちのけで、カッケェ!!!が先行してしまう28歳の自分もいるのだけど。

555はファイズギアという今で言うところのガラケーを使って変身するんだけど、2021年の子供達にはピンと来ないんだろうなあ。
当時は憧れたもんだった。
いや、今もかな。
こうやって段階踏んでオジさんになるんだな。

そんなところです。

今日はここまで。

The Who / The Kids Are Alright

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