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アニメぼっち・ざ・ろっく!感想 孤独な君もいつかは。

イラストは麻生セツさんに頂きました。麻生セツさん、ありがとうございます!

けいおん世代の僕にビビッとハマるアニメが登場しました。(中学生のときりっちゃんに憧れてドラムを始めようとしましたが、学生では買える値段ではなくて断念。)

最近人気急上昇中のぼっちざろっくを見まして、主人公の後藤ひとり、通称ぼっちちゃんがかわいい!

気弱なヒロインは沢山いましたが、対人恐怖症レベルとなると珍しい気がしますね。



ストーリーもすごく面白いと思ったと同時に平成なら令和になった今、「暗い青春でもいいんだ」という優しいメッセージが込められてる気がして、こうして記事を書いてみる事にしました。

今回の内容はぼっちちゃんの事。

ぼっちちゃんは今までの青春アニメ、とくにきらら系ではありえなかった性格、状況をしています。

今までの日常、青春アニメはキラキラしてましたよね
女の子同士で遊んだり、好きな人と夏祭りとか海に行ったり、キラキラしてる印象でした。

一方ぼっちちゃんは、
・学校に友達がいない。
・実家が離れている関係上バンドメンバーとそこまで遊んでいない。(お金の貸し借りとか、なんかリアルな関係(笑))
・アルバイトするのが怖い。
・夏休みをダラダラと過ごしてしまう。

なんだかすごく共感してしまいますw

今思えば、僕の青春も暗い部類だった気がします。彼女はいなかったし、友達とゲームセンターばかり行ってましたね。(exvsシリーズやポップンミュージックが好き)あとは本ばかり読んでました。

青春物の作品を見ているとあぁ彼女欲しかったなぁ……部活、結果残したかった……、勉強してもっといい学校に入れていたら……と少しのモヤモヤが心に影を作るときがたまにあります。

だけどこの作品は、そんな自分の冴えなさを肯定してくれている気がします。

とはいえ、ぼっちちゃんはかなり頑張っています。

・ネットに演奏動画をアップ、
・バンドを組む、接客のアルバイトをする。
・喜多さんにギターを教える、
・歌詞を書く、
・時には、毎日6時間練習したギターでライブとメンバーを支える。

コミニケーション以外では大活躍ですねー。僕はこの作品に「人は何か得意な事一つあれば、ヒーローになれる」的なメッセージが込められていると思っているんです。

僕も悲しい事や挫折を沢山経験してきましたが、長年小説に費やしてきた事に関しては、少し自信があります。

僕自身とこれを読んだ貴方が誰かのヒーローになれる事を僕は願っています。

そんな、感想文でした。

ちなみにキャラの名前がアジカンのメンバーの名前なんですね。
アジカンのボーカル、後藤正文のあだ名はゴッチ。
だからぼっちちゃんなんですね〜。

アジカンは高校生の時からファンで今でもよく聴いています。
一曲紹介させてもらうと、ある街の群青が好きです。

タイトルと歌詞の「光だって闇だってきっと」の部分が大好きです。なんだか希望が持てる歌です。聞いたことない人は是非一度聴いてみてください。

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