見出し画像

【詩】思ったより社会は狭い、けど世界は広い

ちょっとよろめけば誰かにぶつかりそうになる
文字を思いっきり書けば枠線からはみ出る
気づいたら傘をどこかに置いてきて怒られる
音を出せばうるさいと文句を言われる

僕にはすこし社会が窮屈だ
これすらも言い訳と言われてしまう
だけど文字の中では、作品の中だけでは正直な気持ちを綴る

少し気を遣わなければ
花は折れるし人の気持ちも傷つけることがある
誰かを思い遣っても裏目に出たら最悪だ

多分正解なんて一生わからない
伝わればいいなんて傲慢な気持ちなのだろうか
確かにもっと気を遣えるようになれば社会は生きやすいだろう

だけど疲れてしまうくらいには気を遣っているし
ずっと緊張の糸が解けない
自分の気持ちを大事にしたい自分がいることをようやくここで知る

だけどそんな僕にしかできないことがある

たまに言ったことで人が笑ってくれる
思いつくのは楽しいことばかりだ
ダンスだって大好きだ

こんなの全て自己満だ
誰かの役に立っているわけじゃない
そんな自分がいることがいていいのかわかんなかった

だけど僕がとりあえず僕を許してあげることにした
犯罪はしない、人に迷惑もできるだけかけない
だけどのびのびやっていいよ

誰かを満足させる為に生まれたわけじゃない
どこまで行っても人は好きなことを言う
ネットの存在がそれを証明してるだろ

僕の、君の知らない世界が必ず今でもある
僕はちょっとずつ前に進むたびに少し世界のことを知る
ダメな僕にも一緒に歩いていこうって声をかけてる

雨はまだやんだわけじゃ無いけど
君の笑顔が見れるなら 世界に綺麗な景色がまだ残っているなら
まだ僕は生きていたい


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?