second place 公式

海外 × プロアスリート × サラリーマン × 経営者 の経歴を持つ創業者の藤野素宏、…

second place 公式

海外 × プロアスリート × サラリーマン × 経営者 の経歴を持つ創業者の藤野素宏、佐藤健介が、 独自の経験や価値観を書き溜めて参ります。 ●事業概要 ・"運動型"英語学習プログラム「spoglish」の普及 ・英語で教える運動塾「spoglish GYM」の運営 など

最近の記事

「ひとつの場所」の話

second placeの佐藤です。 どうぞよろしくお願いします。 ――― spoglish GYM の卒業生についての話です。 おかげさまでspoglish GYMは今月2024年4月より11年目をむかえました。大変多くのお子様たちにレッスンにご参加いただいておりますが、その中で大変うれしいことに8年間、あるいは9年間もの非常に長い期間に渡り当施設に通っていただいているお子様たちがいらっしゃいます。 学生時代を経て社会人として生きている立場として思うのは、例えばスポ

    • 「価値観と運」の話

      second placeの佐藤です。 どうぞよろしくお願いします。 ――― 高校野球で活躍された花巻東高校の佐々木麟太郎さんが、アメリカのスタンフォード大学に進学されるというニュースを目にしました。 高校野球で全国的に活躍をされ、日本のプロ野球からドラフトされるほどの選手として、日本のプロ野球や大学野球、社会人野球ではなく、アメリカの大学に進学されるのはほぼ前例のない進路だと聞いています。 また、自らスタンフォード大学を志願し、厳しい選抜試験を突破して何とか入学するこ

      • 「移動」の話

        second placeの佐藤です。 どうぞよろしくお願いします。 ――― サッカー女子日本代表チームがアジア予選を突破し、パリオリンピックへの出場が決まったニュースを見たときの、小さな気づきの話です。 見事勝利した試合の翌日、試合に出場していた日本代表選手がインタビューを受けているニュースを目にしました。所属する海外のチームに合流するため、試合翌日に早速ヨーロッパに戻るとのことでした…。 以前、サッカー日本代表の吉田麻也さんが、「4年間で地球8周分(約31万8000

        • 「出直し」の話

          second placeの佐藤です。 どうぞよろしくお願いします。 ――― 能登半島地震の発生から現在の避難状況のニュースに触れることで思い出し、自分との会話を続けている、大学時代の友人の話です。 大学時代、私は入学当初からいわゆる体育会の運動部に所属していましたが、彼は入学当初からではなく、学年の途中から入部してきました。現在もおそらく同じ感覚かと思いますが、どこかのタイミングで途中から体育会の運動部に入部するのは珍しく、かなりの覚悟を持ちながらも、人一倍そのスポーツ

        「ひとつの場所」の話

          「新しい気づき」の話

          second placeの佐藤です。 どうぞよろしくお願いします。 ーーー 以前、初めて海外でミュージカルを観劇したときの話です。 このときの海外旅行に出発して、現地に到着してから、一緒に行動していた方から「ぜひ今回はミュージカルを観ましょう」という提案を受けました。自分が好きなことに優先的に時間を使いたいと思っていましたが、このときなぜか自然と「おもしろそう、ぜひ行きましょう」という流れになりました。 恥ずかしながら日本でもミュージカル観劇の経験がない状態でしたので

          「新しい気づき」の話

          「求める場所」の話

          second placeの佐藤です。 どうぞよろしくお願いします。 ーーー 大リーグ、エンジェルスの大谷翔平さんが、今シーズン、最も活躍した選手に贈られるMVP(最優秀選手)に選ばれました。今シーズン前のWBCでの活躍から、シーズン中のピッチャーとバッターの二刀流の躍動まで、非常に多くのメディアで取り上げられ、とても印象深い1年になったかと思います。 これだけ活躍したにもかかわらず、所属チームの優勝を目指し、自身の移籍も含めてさらに自分を磨いていきたいとのコメントに驚い

          「求める場所」の話

          「経験と自信」の話

          second placeの佐藤です。 どうぞよろしくお願いします。 --- パリオリンピックのマラソン日本代表の選考会として先日行われたMGC(マラソングランドチャンピオンシップ)についての話です。 当日は雨のレースとなりましたが、36歳の川内優輝さんがスタート直後から飛び出して独走、レース終盤まで1位のまま、最終的には4位でゴール、周囲の予想を大きく覆す結果となりました。 『半分ぐらいの選手は勇気がなくて私についていくのが怖かったのだと思うし、もう半分はなめていたん

          「経験と自信」の話

          「慣れること」の話

          second placeの佐藤です。 どうぞよろしくお願いします。 -- 野球、バレーボール、バスケットボール、やり投げ、ラグビーなど、今年に入ってから様々なスポーツの日本代表選手が素晴らしいパフォーマンスを見せてくれていますが、今回はこの火付け役となった、昨年ワールドカップに出場したサッカー日本代表チームの試合を観戦したときの話です。 この大会で優勝候補だった2チームに勝利する素晴らしいパフォーマンスを見せてくれましたが、試合後のインタビューでの冨安健洋さんのコメント

          「慣れること」の話

          「笑顔」の話

          second placeの佐藤です。 どうぞよろしくお願いします。 -- とあるスポーツの国際試合の中継を観ていたときの話です。 その試合は公式戦ではなく、いわゆる親善試合だったのですが、試合終盤にとある選手の「笑顔」が映し出されていました。その試合で素晴らしいパフォーマンスを発揮したのかな、という私の予想通り、その選手は個人的に素晴らしい結果を残したようでしたが、試合全体の得点を確認してみると、その選手が所属しているチームがまさに大敗している状況で、「ん…」と何とも言え

          「最適を編み出すこと」の話

          second placeの佐藤です。 どうぞよろしくお願いします。 -- ラグビーとバスケットボール、それぞれの日本代表チームが今年の世界大会に出場するニュースが聞こえてきています。私が注目しているのは、ジェイミー・ジョセフさんとトム・ホーバスさん、両チームとも外国人監督が率いている点です。 両スポーツを含めて、日本代表チームが世界に追いつけ追い越せという立ち位置にあるスポーツにおいて、外国人指導者を招聘し、レベルを上げていきたいというイメージかと認識しています。しかし

          「最適を編み出すこと」の話

          「読書とスポーツ」の話

          second placeの佐藤です。 どうぞよろしくお願いします。 -- 最近アスリートの皆さんのインタビューを見聞きしていると、読書をよくする方々が少しずつではありますが増えてきている印象があります。 読書、特に小説を読む魅力のひとつとして、多くの場所で語られていますが、職業を越えて、国境を越えて、年代を越えて、時代を越えて、瞬間的ではありますが他人の人生を生きられる点が挙げられると思います。外交官、学校の先生、医師、海外駐在員、高校生、為替ディーラー、刑事と犯罪者、

          「読書とスポーツ」の話

          「スポーツとの向き合い方」の話

          second placeの佐藤です。 どうぞよろしくお願いします。 -- スポーツを観る楽しみのひとつとして、アスリートのみなさんのスピードやパワー、技術に裏付けられた正確性やセンスに触れられることが挙げられると思いますが、個人的にはアスリートのみなさんが何を感じ、何を考えながらプレーしているのかを想像することが大きな楽しみのひとつとなっています。 以前、陸上男子20km競歩の山西利和さんが出場した世界選手権のレースの様子、レース後のインタビューをテレビ中継で観る機会が

          「スポーツとの向き合い方」の話

          「伝播」の話

          second placeの佐藤です。 どうぞよろしくお願いします。 -- 先日野球観戦に行ったときの話です。 久しぶりの球場での観戦となりましたが、幸運とめぐりあわせが重なり、グラウンドに近い座席で観戦することができました。技術的な部分だけでなく、より近い距離感で試合中の選手たちの表情や感情の揺れのようなものを間近に見ることができ、まったく足元にも及ばない社会人の自分として大変勉強させていただきました。 例えばバッターがネクストバッターズサークルで自分の打席を待ってい

          「伝播」の話

          「ベテラン」の話

          second placeの佐藤です。 どうぞよろしくお願いします。 -- 先日の野球のWBC(ワールドベースボールクラシック)のニュースを見て考えたことについての話です。 大会は無事日本代表チームの優勝で幕を閉じました。イタリアやチェコなど、日本で暮らす私にとってあまり野球の印象がない国々が出場していて、普段は証券会社で働いている選手がいるなど、とても興味深く観戦することができました。 日本代表チームについては、全体的に若い選手の躍動が印象に残りました。テニスやサッカ

          「ベテラン」の話

          「引き際」の話

          second placeの佐藤です。 どうぞよろしくお願いします。 -- ふたりのアスリートのニュースを見て考えたことについての話です。 1人目は、サッカー選手の三浦知良さんです。56歳になられてもなお、現役のアスリートとして活動されている三浦さんのことは、サッカーに馴染みがない方でもご存知の方が多いのではないかと思います。 それだけではなく、今年はポルトガルのリーグでプレーすることに挑戦されているニュースを目にしました。スポーツで海外挑戦をするパイオニアのひとりとし

          「引き際」の話

          「二足の草鞋」の話

          second placeの佐藤です。 どうぞよろしくお願いします。 -- 以前、「二足の草鞋」を履くことについて考えさせられた2つのエピソードについての話です。 1つ目は、日本のプロバスケットボールチームのレバンガ北海道の社長、折茂武彦さんを紹介するテレビ番組で触れたエピソードです。社長としてチームのスポンサーを集めるために、たくさんの地元企業を訪問した様子が紹介されていました。非常に苦労されたというご本人のコメントも紹介されていましたが、結果的には多くの地元企業がスポ

          「二足の草鞋」の話