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アイデンティティやキャリアにかかわる分野を好み。自分自分で学んだことやアイデアを実践に…

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アイデンティティやキャリアにかかわる分野を好み。自分自分で学んだことやアイデアを実践に活かすことができたときに大きなやりがいを感じます。 半世紀近い前の成人式の時の写真をみて、時の流れに慈悲を請いたいと思うこの頃。

最近の記事

中高年の居場所としてのスポーツクラブ

25年近く通っていたスポーツジムが7月末で閉店になると今日知らされました。大手デベロッパーの子会社で全国展開しているのですが、メンバー層の高年齢化とともに若者や子供の減少による新規会員が入らなくなり、施設の老朽化に対し更新の費用対効果を考えたのでしょう。 駅前3分の好立地なので、マンションにしたほうがよほど儲かる・・・経済論理ですよね。 でも、ここはスポーツクラブとは言え、近所のご老人の健康ランドでありケア施設でした。月に1万円でサウナと風呂に入り、気が向いたら軽く運動が

    • ゆるい職場とキャリアの安全性

      標記のタイトルについてchat GPTに問うてみると以下の回答がありました。 「一般的に、ユルイ職場であるほどキャリアの安全性が低下するとは限りません。むしろ、ユルイ職場であっても、適切な経営戦略や社員のスキルアップなどを行っている企業は、キャリアの安全性が高い傾向があります。 ただし、ユルイ職場の場合、柔軟な働き方やフレキシブルな労働時間制度を導入していることが多く、個人の自己管理能力が求められることがあります。また、職場の雰囲気がカジュアルなため、意思疎通の不備やコミュニ

      • 就活面談での違和感

        先日、とある地域で行われた地元企業の就職・転職フェアにキャリアデザイン研修講師および相談員として行ってきました。 様々な企業がブースを設け、老若男女問わず多くの方が熱心に話し込んでいました。 複数の方が私の相談コーナーに来られ、新たな選択をしていくにあたっての課題や不安を語っていかれました。私は自己理解や職業理解についてのガイドラインを使ってお話を伺っていきました。 全員がハローワークで企業紹介を受けていましたが、さらなる可能性を探っておられるようです。そこで少々気になること

        • スーパーバイズを受けて整う

          最近、キャリア面談のトレーニングを受ける機会がありました。 複数メンバーで互いに相談者とCC役を交代で行い、終了後に振り返りをしてオブザーバーやスーパーバイザーからのコメントをもらうというもの。 ケースについてのスーパーバイズを受けることはあっても、自分の面談自体をスーパーバアイズしてもらう機会は多くはありません。 キャリコン歴11年で、「それなりにキャリア面談をしてきたぞ」という妙な自負?自信?が突き崩されていく経験は、サウナ後の「整った」感覚に近いような、サッパリ感があり

        中高年の居場所としてのスポーツクラブ

          「組織アイデンティティがどのように形成されるのか」について2つの資料から見る

          以下のブログと論文には昨今のパーパス経営に関する理論と実践の姿が明確に描かれている。 創業期においては経営者の思想哲学がアイデンティティとして組織に浸透し戦略として開花し、変革期においてはアイデンティティを基盤としつつ、組織の変化対応力が新たな戦略を紡いでいく姿見えてくる。 一つは人事組織の研究ブログに2012年に掲載された『組織アイデンティティはどのようにして形成されるのか』(https://jinjisoshiki.hatenablog.com/entry/201208

          「組織アイデンティティがどのように形成されるのか」について2つの資料から見る

          個人から分人へ アイデンティティを考える

          最近「アイデンティティ」について改めて考え、議論する機会が多い。プロティアンキャリアの勉強会でアイデンティティを考えるチームにいる事や、3~40年以上前にCI(コーポレートアイデンティティ)に関わる仕事をしていた当時のコンサルタントの方とのとめどない語りなど知的な刺激があって楽しい。 プロティアンキャリアにおいてはアイデンティティ(自分らしさ)とアダプタビリティ(変化適合力)が統合され自分らしくありつつ変化に適合しながらキャリア形成をしていく、とされている。 アイデンティティ

          個人から分人へ アイデンティティを考える