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スーパーバイズを受けて整う

最近、キャリア面談のトレーニングを受ける機会がありました。
複数メンバーで互いに相談者とCC役を交代で行い、終了後に振り返りをしてオブザーバーやスーパーバイザーからのコメントをもらうというもの。
ケースについてのスーパーバイズを受けることはあっても、自分の面談自体をスーパーバアイズしてもらう機会は多くはありません。
キャリコン歴11年で、「それなりにキャリア面談をしてきたぞ」という妙な自負?自信?が突き崩されていく経験は、サウナ後の「整った」感覚に近いような、サッパリ感があります。
対応プロセス全般の中で、つかみ損ねている相談者の思いや感情を指摘され、あの言葉を捉えていれば違った展開が見えたはずだよねえ・・・というやり取りは、「わかっているつもりなのになあ」という思いと共に心身に沁みわたっていきます。
染みついた妙なクセを自覚したり、「オブザーバー役が苦手だなあ」と感じたり、指摘を受けて対応をすれば、また別な課題が見えたりする中で、「目の前の相談者に向き合う」という基本のキを思い出させてもらいました。
何年も多様な相談を受けていると、知らないうちに「類型化」「パターン化」「過去の面談の応用」的な思いが沸き上がってきます。CCの勝手な思い込み、価値観の押しつけなんてしてないはず、という「思い込み」に気づかされました。
もちろん、良いところは認めて、褒めてもらえます。みんな褒められて伸びるタイプだし、キャリコン自身には自己肯定感が必須です。
でもキャリコンは定期的にスーパーバイズを受けて心身ともに「整う」ことが必要だなと感じた日々でした。

#キャリアコンサルティング  #

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