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過去に連れてってもらったって その頃も大していいことなかったんじゃないの 1番いいのはは酔…
長く伸びた影 長くなった首 ただ馬鹿みたいに待つしかできない アホらしい祈り アホらしい歩…
我は火炙り 意識が薄れる中で 一体何をしてきたのか 雷鳴が轟く間 雨にただ打たれておりました…
広がる荒地 別に10代だけなはずが なかった のに いざとなんなきゃわかんないのは 愚かでも阿…
ただ育って終わるのは肉体 俺たちは肉が歩いている ただ育って終わるのは生命 保険屋が手を引…
文字通りに期待通りに この川は氾濫しました 極楽通りに涅槃通りに 咲き誇るのは死の花 血を…
りんごの周りをたかる小蝿 痰に絡まる毛虫たち 声をなくした人は叫ぶことが出てきた コニーアイランドの風に乗る塵 くびきから解放されているような 軽さならよかった 秋の風に乗って その流れで喉を掻っ切る のならよかったのに いつだって待ちぼうけ 明けないような夜しか見たことない いつだって待ちぼうけ 待ち人来たるは当たったことない 斃れた兵士に咲く白い花 そこにたかる虫は光をつい求めてしまう 斃れた兵士に咲く白い花 何をも求めず犀の角のようにただひとり
金属の庭園 撒かれた悪い種子 ハエが額の周りをたかっている 犬畜生の,フンの周りの如く 太…
homeseeker ちぎれた背中のコード homeseeker ただ許してほしいだけ homeseeker 白い花を,道…
この辺りの叢を分け入って 探してるんだ汚いボール すえた臭いのカバン 穴の空いたスニーカー …
賑やかな坂道 通り過ぎる整形外科 バンジージャンプするには バンジージャンプするには セコ…
周る回送列車 周るスケジュール 血糊ついた日曜日 どんなふうに終わろう どんなふうに飛ぼう …
美しい病気だと思ってた 焦がれることは 美しい病気だと思ってた 痛み抱いて眠るこの夜は 気…
ゴミだめに咲く花 そんなものがあるんじゃないかと 足引き摺って何メートル何マイル やめときゃよかったのかもしれない けど帰り道はもう見失った お気に入りのチームが 勝ったり負けたり それを追いかけたり 机の上の蚊を潰して 見つめる掌 優しくされた記憶なんてないんだね もうはぐれものの讃歌も 虚しくターンテーブルを回っているだけ 部屋に鳴っているイディオット イタズラに振り回されるハンマー いずれ誰かに当たる 人間の死体は蒸発はしない いずれは臭いを放つ