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【詩】火炙り

我は火炙り
意識が薄れる中で
一体何をしてきたのか
雷鳴が轟く間
雨にただ打たれておりました

篝火を眺めて
出かけるのは死の一本道
花に囲まれて埋められるとは思うな
死体は蹴られる
酒の肴にされると思え

子供達には遊具を
ジジイにはお茶を
中高年男性に安らぎを
1時間に1人死ぬ
007だけじゃなく2度死ぬ

その閃光
闇に包まれて
その煌めき
ただ横たわっていたいだけ
うまくつまづける
タバスコを顔面に

空の穴を見つめて
白痴になって行進する
空の容器を投げて
白痴になって
ただ聖人を敬え

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