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#KENMAYA です。

今日は久しぶりに懐かしのMMORPGの思い出を綴っていきます。
多分長くなります。(やっぱり長くなりました3,600字ぐらいw)


─────Seal Online(シールオンライン)とは

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シールオンライン (Seal Online) は、韓国のグリゴン・エンターテインメントが開発し、韓国・アメリカ合衆国・台湾・タイ・中国で運営されているMMORPG。
2003年9月にGBMとエキサイトの運営によって、NTTフレッツのユーザー限定でクローズβテストを実施。2003年12月にオープンβ版にてサービスを開始したのち、2004年4月1日に正式サービスが開始された。
2004年6月1日にそれまで日本語ローカライズ及び運営していたGBMから他国で本作を運営するYNKの日本法人YNH JAPANへと運営会社が交代。
当時は月額課金方式であったが、2005年12月1日にアイテム課金方式に変更となった。2007年7月頃までは、大きなアップデート等もなく、イベントも少なかったことから、プレイヤー数は減少していた。

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2007年9月に、大型アップデートを実施し、操作性が向上して初心者にもわかりやすくなった。イベント等も大幅に増やすなどして、プレイヤー数は増加し、一時4サーバーを持つまでになった。2008年以降は、新ダンジョン・新クエスト等を実装し、イベントなども精力的に実施した。
2010年には、違うサーバーのプレイヤーと遊べる交流サーバーを実装。当ゲームではできなかったプレイヤー同士の対戦、違うサーバーのプレイヤーとのクエスト・ダンジョンができるようになった。(交流サーバー内でのみ)2010年〜2011年には、新規職業(狩人)の実装やモンスターサバイバル・新規クエスト等の実装を行った。
しかし、プレイヤー同士の対戦が2011年にできなくなり、この頃から再びプレイヤー数が減少し、長年プレイしている古参プレイヤーの引退や、新規プレイヤーは、古参プレイヤーとのレベル差などで、パーティーを組めず仲間がいないなど弊害が出ていた。
2012年以降はバトルペット実装やイベント開催などで新規開拓を図ったが、プレイヤー数の回復には至らなかった。また、10年続いているゲームであるためシステムの問題や、これ以上の発展は見込めないとの理由で、
2014年6月18日10時をもってサービス終了した。

Wikipediaより引用)

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当時としては珍しい3Dカートゥーングラフィックのキャラクターで、
まだPCスペックも低く、回線速度もようやくADSLに入った時代、
MMORPGはまさに群雄割拠の時代であり、Ragnarok Online、ティルズウィーバー、メイプルストーリー、スカッとゴルフ パンヤ、マビノギなどが同時にサービスを展開し、激しいユーザーの奪い合いが起きていました。
Seal Onlineもそのひとつであります。

いくつか画像や音楽を交えながら、
Seal Onlineを振り返ってみたいと思います。


1.Seal Onlineの世界観

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韓国のコンピューターRPG『SEAL〜運命の旅人〜』を原作とした、
剣と魔法のファンタジーで、プレイヤーはひたすら敵を殴って倒してレベルを上げていくタイプの王道クリックゲームです。
珍しい点で言えば、攻撃のタイミングに併せてキーボードの「A」「S」「D」キーを特定の順番で入力することで、コンボ攻撃をすることができます。コンボ完遂すると、勝手に技名を放ちます。恥ずかしい。

クエストも敵のドロップ集めなど、お使いクエストばかりで非常に単調です。(若干のストーリークエストもあります。ほんのおまけ程度。)

ただ、NPCや敵が上記の画像のようにコミカル、かつ戦闘中にしゃべったり、その内容も日本のアニメのオマージュのようなセリフが散りばめられていたり、とギャグ要素の強めな世界観になっています。
また、敵を倒すと低確率でユニークな武器やアクセサリー(その敵が持ってる武器だったり、翼だったり)をドロップすることがあり、

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終盤にかけて、同じ敵をひたすら倒し続けるという狩場のマンネリ化、
丸一日費やしても経験値が10%程度しか溜らない、渋いレベリングを強いられます。(今思うとよくやれてたな…)


2.Seal Onlineの音楽


Seal Onlineの音楽を手掛けたのはRagnarok Onlineなどでも著名な、
『Sound TeMP』という韓国のサウンドチームです。

このBGMは首都的な街である、エリムという街のBGMです。
もう聴いてるだけで眠気が…

かなり季節外れではあるのですが、個人的に最も思い入れがある曲が、

この2曲です。

この曲はクリスマスイベント時の曲だったのですが、
日本でオープンベータが始まった時がちょうどクリスマス~正月だったこともあり、長きに渡り聴いていたのもあり、今聴いても心が安らぐ曲です。

他にもSound TeMPらしさのある名曲がいくつかありますので、
貼っておきます。


気に入りましたか?
サービス終了と共にこういった曲もお蔵入りになるのはもったいないですよね…(´・ω・`)


3.Seal Online廃人への道


このゲームは基本的に脳死クリックゲームなので、
最終的にただひたすらレアドロップを狙うゲームになります。

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こういった翼(もちろんパタパタ動きます)や、

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こういったメイド服を狙うために心を無にして狩り続けるのです。

毎日、毎日…。

確実に当時のわたしの脳細胞は相当数が死にました。

また装備の強化によって見た目が変わるのも、
Seal Onlineの特徴のひとつでした。

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この画像が分かりやすいですね。こんな感じで見た目が変化します。
        ←は未強化       多分+9か10→

この強化にも敵がレアドロップする宝石を消費するのですが、

強化段階 成功率 消費宝石
+0→+1  100%  水晶(低レベル帯のモンスタードロップ)
+1→+2  100%  水晶
+2→+3  100%  水晶
+3→+4  70%  ルビー(中~高レベル帯のモンスタードロップ)
         失敗時そのまま
+4→+5  60%  ルビー
         失敗時そのままか、+3に下落
+5→+6  50%  ルビー
         失敗時そのままか、+3~4に下落
+6→+7  40%  ダイヤモンド(高レベル帯のモンスタードロップ)
         失敗時、+3まで下落
+7→+8  36%  ダイヤモンド
         失敗時、+2まで下落か装備消滅
+8→+9  32%  ダイヤモンド
         失敗時、装備品消滅
+9→+10   25%  ピンクダイヤモンド(ボスクラスのみドロップ)
         失敗時、装備品消滅
+10→+11 20%  ピンクダイヤモンド
         もちろん消滅
+11→+12 15%  ほぼ消滅


わたしの記憶が確かならこんな感じだったはずです。
もちろんダイヤ→ルビーの無限ループが発生します。
課金アイテムで消滅を防いだりはできたはずですが、
もう大抵の人は36%~32%の壁で心が折れます。

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わたしが唯一自力で完成させた装備です。(自慢)
思い出にこれだけ画像として残しています。


4.後世に残したいこと

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Seal Onlineを通じて、わたしが後世に伝えたいことは、
人の欲はうまくコントロールしないと歯止めが効かなくなるということです。こういった脳死クリックゲーであっても、最短で強くなる方法や、
敵を倒したあと最短距離で次の敵を倒す巡回ルートの構築、作業化、
さらにそのスピードを早める効率化のための装備強化など、
いわゆる「効率厨」と呼ばれる動きを考えるとキリがなくなっていきます。

ゲームの世界はどうしてもインフレしていくものです。
どんなに強力なストッパーがいても廃人は軽々と乗り越えてきますし、
廃人のペースに合わせてゲームを拡大させていくと、
あっという間に新規お断り状態なゲームになっていきます。

新規プレイヤーと古参プレイヤーの両方を満足させることは不可能に近いですが、個人的には「うまく人の欲を満足させてあげる」ことが重要なのかな、と思っています。
新規プレイヤーの目線に立ったときの満足度をモニタリングしつつ、
古参プレイヤーの目線で今何が求められているのかを分析して、
拡大やインフレを急ぐよりも「今を楽しめる状態を長続きさせる」。

これがゲームの短命化を防ぐひとつの方法なのかなぁと思ってます。

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

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36.古式銃(小)磨き(サムネ2)


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