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断酒、禁煙ばっかり話題になるのはなんでやねん


おはようございます。

#KENMAYA です。

本日は「最近、禁煙、断酒ばっかり話題になってね?」という素朴な疑問をテーマにお話したいと思います。


1.健康


まず、このお話をする上で切っても切れない言葉が、「健康」です。
「健康」とは心身ともに健やかな状態を表します。
健康である状態を維持するために、バランスの良い食生活や規則正しい生活などが重要とされています。

その上で、「喫煙」はCOPD(慢性閉塞性肺疾患)や肺がんのリスクを高め、「飲酒」は肝硬変や肝臓がんのリスクを高めるとされています。
一言で言うと身体に悪いモノです。

つまり、健康志向が高ければ高い人ほど、飲酒や喫煙を嫌う傾向にあると言えるでしょう。
また、科学的観点からも慢性的に喫煙や飲酒を行う人と行わない人とで、
病気への罹患リスク、死亡リスク共に高いと明確に判明しています。


2.世の中からなくならないのはなぜ?


では、これだけ身体に悪いモノが世の中で普通に販売されている理由はなんでしょう。


それはこれらがあくまで「嗜好品」だからです。
タバコにしろ、お酒にしろ、「全ては自己責任」の元、
本人が好きで嗜むモノであるからです。

喫煙には受動喫煙といった、本人以外の望まぬ副流煙被害もあることから、
喫煙者と非喫煙者のゾーニングは必要不可欠であると言えますが、
喫煙者は喫煙によって幸福感を感じているため、喫煙者がタバコを嗜む自由を剥奪する権利はありません。

これはお酒に対しても同じです。
お酒を飲めない人に対して飲酒を強要するのは、アルハラで絶対に行ってはいけませんが、お酒が好きな人に対して断酒を強制する権利はありません。

しかし、世の中は「禁煙」「断酒」の記事が多くなってきており、
世間のムードも既に「禁煙」は当然。「酒」も早く規制を。との機運が高まっているのをひしひしと感じます。


3.アンチ嗜好品派の実態


お酒やタバコを嫌う人は、なぜか喫煙者や飲酒そのものを毛嫌いする傾向にあります。
これは、過去に副流煙被害にあったり、アルハラを受けて毛嫌いするようになった、という経験から来る嫌悪感も当然含まれてはいると思いますが、
わたしが思うに、彼ら、彼女らは「自分が嫌いなものを摂取している現場を目撃するだけでイライラするから、叩く」といった歪んだ正義感を自負しているのではないでしょうか。

嗜好品は例え毒であると分かっていても、その嗜好品が好きな人の人生において華を添えるモノである、とわたしは解釈しています。
つまり好きな人には好きにさせたらいいんです。

社会的に叩かれてきたオタク趣味や、こういった嗜好品の数々が、
「健康に悪い」社会悪と位置づけて排除、排斥しようとする流れにわたしは非常に違和感を感じます。


4.「気に食わないモノを叩く」という嗜好品


結局のところ、自分とその同志の気に食わないモノを一緒に叩くことで、
正義を執行している万能感。これも一種の嗜好品なのかもしれません。

しかし、こういった自己満足のための存在否定を許してしまうと、
要求はどんどんエスカレートしていき、最終的に誰もが誰かに監視され、
誰もが常に誰かの存在に怯える社会になってしまうでしょう。

より良い社会作りのためには、
個人が考える正義感や大衆迎合主義などではなく、
趣味趣向の存在を認め、許す。寛容こそが重要なのではないでしょうか。


ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

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