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若年層から西村ひろゆき氏がなぜ人気なのか、考えてみた。


#KENMAYA です。

にちゃんねる創設者でもあり、ニコニコ動画の立役者でもある、
現在フランス在住の西村ひろゆき氏(以下、愛を込めて「ひろゆき」と呼ばさせて頂きます。)ですが、ここ最近YouTubeやTwitter、AbemaTVを中心に幅広く発信をなさっており、若年層を中心に世間からの非常に強い関心と、影響力を与える存在になっています。(インフルエンサーってマジで言ってる?😅)

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今日はそんな「ひろゆき」について語りたいと思います。
(※なお、当記事は、ひろゆき氏本人またはその代理人を通じて許諾を得た記事ではありません。あくまで、一個人としてのひろゆき氏への感想であり、ひろゆき氏を誹謗中傷、侮辱するものではありません。
また、ひろゆき氏本人またはその代理人により、当記事の削除依頼、訂正依頼があった際は、速やかにそれに応じます。連絡先はTwitterのDMで。)


1.ひろゆきを知ったとき


インターネット黎明期からパソコンに触れていたわたしのような、
インターネット老人会の身からすると、
ひろゆきは「たらこ」と呼ばれ、決して尊敬する人物でも、影響を受けるような人物でもありませんでした。
どちらかと言うといつもネタにされ、ちょっとひろゆき本人が調子に乗るとすぐに滅多打ちに遭うような存在でした。

当時のにちゃんねるを含め、インターネット黎明期はいわゆる、
ディープなオタクが多く、アンダーグラウンドな環境でしたので、
1989年に起きた東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件をきっかけに、
世間的にもオタクをバッシングする風潮の中、オタクの集まるにちゃんねるを危険視する声もありました。

2000年に起きた西鉄バスジャック事件(ネオむぎ茶事件)を契機に、
にちゃんねるに対する世間の風当たりも強まり、
ひろゆきに対しての名誉毀損や損害賠償を求める訴訟が相次ぐことになり、
あらゆる同時多発的な裁判に事実上完全敗訴。
数十億にも昇る賠償金が科せられましたが、ひろゆきはそのほとんどを踏み倒しています。
これについては、ひろゆき自身も持論を展開していますが、世間からもこの事実については、賛否両論あるようです。

個人的には司法の限界を感じるのと共に、当時のインターネットに対してのネガティブなイメージが、そういった事件や裁判沙汰を引き起こした一因ではないか、と考えています。


2.ニコニコ動画のひろゆき

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2005年にニコニコ動画が登場して、
当時は現在のようにYouTubeがまだ発達していなかったのもあり、
瞬く間に日本中にニコニコ動画ユーザーが増えていきました。

にちゃんねるから大量に人が流入したこともあり、
ニコニコ動画は大いに盛り上がりを見せましたが、
実際その大半は「違法アップロード」でした。
もちろんニコニコ動画独自の文化も生まれましたし、
ニコニコ動画から一流のクリエーターも誕生しています。

しかし、ADSL(常時接続)が普及し、インターネットの回線速度が上昇し、
パソコンの性能も向上したことで、アニメや映画、音楽の違法アップロードは、ニコニコ動画に限らず、数多くの海賊版サイトやWinnyやShareといったP2Pソフトにより拡散され、留まることを知りませんでした。

この時期の著作権者たちの多くは、法整備も間に合っておらず、
ひたすらに泣き寝入りするしかなかったのだと思います。
ここでもやはりインターネットの変化の早さに、立法、司法が追いついていけないという事態が発生しています。

後に、ニコニコ動画とひろゆきは決別することになるのですが、
わたしが思うに、ニコニコ動画側からひろゆきを追い出したというより、
ひろゆきが沈みゆく泥舟を見限ったんじゃないかな、と思ってます。


3.今のひろゆき


現在はフランスに移住し、フランスからYouTubeで「録画」配信をしていたり、AbemaTVにリモートでレギュラー出演していたり、とメディアに割と露出していますが、なぜ彼がここまで人気になったのでしょう。

長いひろゆきの「録画」配信を短く切り抜いた動画を量産して収益を上げる、という非公認のビジネスモデルを作ったのも大きな影響はあると思いますが、わたしは「イエスかノーではっきりモノを言える」という彼のスタンスに惹かれる人が多かったのではないか、と思っています。

現代では、とかく社会的正義(ポリコレ、フェミニズム、LGBT反差別、SDGs、多様性、など)が叫ばれ、
それに異を唱えようものなら袋叩きにされます。
もちろん、わたし自身社会的正義はあってしかるべきだと思っていますが、
それに対する異論、反論を封殺する権利はないと思います。

現代の若者たちは、学生のうちからSNSなどで同調圧力にさらされ、社会人になってからは、ハラスメント問題や社会的正義への参加を強要されます。
これは今までになかったストレスであり、
現在のパンデミック騒動でさらに人間関係が希薄なものになり、
誰もが『触らぬ神に祟りなし』で、一般人までもが、常に誰かに忖度の日々を送っています。

そんな中で、若くして海外移住をし、破天荒な生き方、誰にも忖度しない歯に衣着せぬ物言いをする、ひろゆきがまぶしく見えるのかもしれません。
確かに視聴者に対してはっきりと「君はバカだね。」と言える人はなかなかいないと思います。


結果論にはなりますが、彼の生き方は賢い。と思います。
世の中の流れを読むのに長けていて、他人が必要としている自分像を作ることのできる才能の持ち主なんでしょう。
素直にうらやましいと感じます。


ただ、彼にまつわるニュースのたびに「たらこ」の顔面ドアップの記事ばかりになるのは、正直勘弁してくれ。って思ってます。

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

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38.ジッポライター光沢磨き2(サムネ2)



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