見出し画像

新・北海道4000km攻略相談室!①「ゲーム攻略最大のコツ」

皆さんは「鉄道版詰将棋」こと「新・北海道4000km」はもうプレイしただろうか?
知らないというあなたは今すぐこの動画をチェックして欲しい。


「乗り鉄」を題材にした極めて珍しい同人ゲームである。
乗り鉄、つまりひたすら列車に乗ってあちこちへ旅行する趣味であるが、これを1983年の北海道を舞台に行う・・・という趣旨のゲームである。
今や道内は鉄道廃止がかなり進んでしまったが、この40年前の北海道では大部分が残存しており、国鉄時代当時のダイヤでそれらを駆け回る事が可能だ。

▼紹介ページ

https://www.yos.ne.jp/tempoku/train-nH4000kmv1.html


なお合わせて「攻略本」も出ているのでチェックして欲しい(宣伝)
ゲームのイラスト担当と、この攻略本は自分が手掛けたものである(宣伝)

前置きが長くなった。
攻略本なのだが、乗り鉄を題材としたゲームということで、内容は完全に「時刻表」である。
恐らく「こういう風に乗り継ぎしていけば最速クリアが可能だ!」という内容を想像してた皆様も多いと思われるだけに、その点は申し訳なく思う。
そこで本記事では、こういった「乗継パターン」を中心に、大型連休集中連載を行うことにした。


正直な所、「最速乗継」は自分のほうがよほど知りたいものである。
選択肢が無限にあるので、最適な組み合わせが自分としてもわかりかねる所があった。
ここが「鉄道版詰将棋」の所以である。

以下のページで全プレイヤーのプレイ状況が掲載されているが、既に9日での乗り廻りを達成したとの記録が出ている。
正直「どうやったら廻れるんだ・・・?」というレベルである。

https://www.yos.ne.jp/tempoku/H4000repo10001.html


今回の記事では「ゲーム内時間2週間(14日)程度で道内完乗」を念頭に記事を作成していく。
高難易度を含め、よりツッコんだ攻略実績等については、実際のプレイヤーによる発表を待ちたい。


新・北海道4000km ゲーム攻略最大のコツ


このゲームは(開始日を3つから選べるものの)「札幌駅・朝5時」から始まる。先ずどうやって動けばいいのか・・・?

以下が「答え」の一つである。

画像1

このゲーム攻略で最大のコツは

「まずは北海道から脱出します」

である。
何を言ってるかわからないと思うが、全く正攻法の攻略法である。

北海道の鉄道を乗りまわる時、都度切符買ってたのであれば到底所持金が足りない。
「オトクな切符」を使うことになるのだが、札幌駅の時点で買える「北海道内の全てで有効」なものは「青春18きっぷ」しかない。
この「青春18きっぷ」は現代でも発売されているそれと同じで普通列車しか乗ることができない。特急や急行等で移動せざるを得ない区間が多いため、使い方としてはかなり難しい。

しかし「特急にも乗れるオトクな切符」として「北海道ワイド周遊券」が存在するのである。
一方、このきっぷは北海道以外から訪れる観光客向けで、札幌駅はもちろん、北海道内では買うことが出来ない。

"だから北海道を脱出する必要があったんですね"

画像2

フェリーで八戸駅へ向かい、「有効日数20日」の北海道ワイド周遊券を購入する。
青森駅では北海道に近すぎて「有効期限14日」と短くなってしまうのを回避するためである。
※「明日から使用」を選ぶのは道内で使える期間を少しでも長くする為であるが、「今日から使用」を選べば八戸~青森でも往路として使うこともできる。この辺りは好きなようにしてよい。

画像3


以上のように進むと、2日目の未明には概ねこのような状態になっている筈である。
これが「真のスタート地点」となる。

「新・北海道4000km」は1984年に発売された「北海道4000km」のリメイク作品であり、そちらは

「函館スタート、所持金15000円、ワイド周遊券所持」

なので、こちらの方が原作の条件に近しいのである。

この時点で「セーブ」したデータをストックしておけば、諸々のルート検討やリプレイもしやすいのでオススメだ。

以上。

とにかく道外に出て下さい。


次回からはエリア毎に区切って「乗り方」について俯瞰していきます。

→第二回「道南周辺」


(追伸)
「ゲーム本体」「攻略本」ともに発売後のアップデート・訂正版(訂正表)が出ていますので、チェックを忘れずに!

この記事が参加している募集

全力で推したいゲーム

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?