【豊かな海のまもり方⑤】 東京サステナブルシーフード・サミット(TSSS)2024へのカウントダウン
みなさま、こんにちは。
シーフードレガシー創立者CEOの花岡和佳男です。
いよいよTSSS2024まであと2ヶ月ちょっと!
今年10月8日から10日までの3日間、いよいよ東京サステナブルシーフード・サミット(TSSS)は、10回目の開催を迎えます。
TSSSは、サステナブルシーフード・ムーブメントにおける日本発・アジア最大級のグローバル・フラッグシップ・イベント。水産業の成長産業化に取り組む国内外の多様なステークホルダーが集い、海洋におけるフードシステムのサステナビリティ追求や、ネイチャー・ポジティブの実現を目指します。
このフラッグシップ・イベントが、たくさんの方々と共に、10回目開催という大きな節目を迎えられること、大変嬉しく思っています。準備期間中ずっと胸が高まりっぱなしです!
当日は、会場でお会いする皆様とご一緒に、これまでのムーブメントの10年史を振り返り、進捗を確認・祝福し合うと共に、2030年目標を共有し、達成に向けたロードマップを描きたいと思っています。
10年史を振り返り、進捗を確認・祝福し合う
カウントダウン・コンテンツ1:フロントランナーからのメッセージ
TSSS2024の開催まであと2ヶ月を目前に控え、私たちはこの度、TSSS10回開催記念サイトの公開を開始しました。
TSSS2024カウントダウン・コンテンツの第一弾として、ムーブメントの中核を担われてきたフロントランナーの皆様がお寄せくださった胸熱なメッセージを、このサイト上でご紹介しています。TSSS2024参加準備の一環として、ぜひ皆様にご一読いただけますと幸いです。
そして、このムーブメントの立役者の皆様と共に10年の軌跡を辿った座談会の内容を、オンラインメディア「Seafood Legacy Times」にまとめました。こちらもあわせてぜひご覧ください!
カウントダウン・コンテンツ2(予告):ムーブメント 10年史
さらに、私たちは現在、日本の水産業界にかつてないパラダイムシフトが起きたこの10年のハイライトを、「サステナブルシーフード・ムーブメント10年の軌跡」としてまとめている最中です。TSSS2024カウントダウン・コンテンツの第二弾として、開催1ヶ月前に上記サイト上にて公開予定です。ぜひ楽しみにお待ちください!
なお、こちらからメールマガジンにご登録いただくと、アップデートが随時お手元に届きます。
2030年目標を共有し、達成に向けたロードマップを描く
2030目標とセオリーオブチェンジ
私たちは、世界有数の水産市場である日本が持つ大きなバイイングパワーを、国内外の生産・加工・流通現場における環境持続性や社会的責任を追求するインセンティブにしていくべく、「サステナブルシーフードを日本の水産流通の主軸に」という2030年目標を、設定・公開しています。
そして、その2030年目標を達成するロードマップの青写真として、この度セオリーオブチェンジ(変化の理論・TOC)のビジュアルをアップデートしました。
セオリーオブチェンジの基礎に立つTSSS2024
TSSS2024は、TOC上の3領域における取り組みに相乗効果をつくる「ムーブメント・オーケストレーション」の主要構成要素です。TSSS2024のメインテーマには、2030年目標に基づき「サステナブルシーフードを主流に」を掲げ、全体のプログラムも、TOCの3領域を軸に組み立てています。
TSSS2024の初日、10月8日(火)の焦点は「マーケット・トランスフォーメーション」。乱獲・IUU漁業・人権侵害という3大脅威から日本およびアジア圏の水産業界の未来をまもる数々のビジネス・イニシアチブをご紹介し、今後の企業連携の形を描きます。
TSSS2024中日、10月9日(水)の焦点は「ポリシー・シフト」。水産庁長官、 大日本水産会会長、全漁連会長をはじめ、サステナブル・シーフードの主流化に欠かせないキープレイヤーが、10年の歩みの末についに一堂に会し、サステナビリティ追求における本質に切り込みます。
TSSS2024最終日、10月10日(木)の焦点は「ファイナンス・エンゲージメント」。水産分野におけるESG投融資への関心を高める日本の金融機関を囲む国際潮流を共有し、日本やアジア圏におけるシステムチェンジを加速すべく、金融機関、事業会社、政府におけるイニシアチブを紡ぎます。
日本を中心とするこの動きに、国内だけでなく、アジアを中心に海外からも高い関心が寄せられています。TSSS2024は参加費は無料ですが、参加には事前登録が必要。こちらのサイトから、早めにお席を確保されることをお勧めいたします。
2030年目標達成を目指すムーブメント・プラットフォームとして
最後に、シーフードレガシーは今年7月に、6年ぶり2度目となる事務所の引越しを行ったことを、皆様にご報告いたします。
このムーブメントを前進させるさらに多くのステークホルダーが集い、その志を実現するシステム・チェンジへの連携強化の舞台となることを願い、ディスカッションスペースを倍増し、会議環境も整備しました。
また、2030年目標の達成を本気で目指すにあたり、今後もさらなる事業拡大を見込み、人員増強に伴うワークスペースの確保にも取り組みました。
内装は、東京都産FSC認証木材や廃棄漁網素材などにこだわりました。
あわせて、スタッフの労働環境の更なる改善や、自社開催イベント等における水産物及び木材の購買方針の策定も実施しました。
シーフードレガシーは今後もパーパスとクレドを軸に、日本を中心とするアジア圏におけるこのムーブメントのオーケストレーターとしての役割を果たすべく、地域最大のグローバルネットワークと地域屈指の専門知識にさらなる磨きをかけ、邁進していく所存です。
皆様にはぜひ今後とも、ご指導ご鞭撻の程をお願いいたします。
TSSS2024で皆様とお会いできますことを、心より楽しみにしております!
日本からアジア、世界、そして未来に向けて、歴史の新たな1ページを共に刻みましょう!
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