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洗濯が嫌いな話

家事の中で一番嫌いなもの、洗濯。


嫌いと言っても 何日も溜め込んだりする程でもない。


けれど家事が好きな私にとっては
洗濯は "嫌いな事"に入る。



干す工程と、乾いて畳む工程がどうしても苦手。
面倒くさくて仕方ない。



けれど、例外もある。



何日か居てくれた彼が帰った後

彼のパジャマと、こっちに置いて置く衣類を畳む時

洗濯嫌いな私には考えられない、幸せに包まれる。




それだけではない。



彼が居てくれる期間は、干す工程を一緒にやったり

彼がやってくれたりする。


面倒くさがって、終了を告げる音がなっても放置する私に



「ほら、やるで」



と一言、声をかけて


ハンガーに服を通す彼。



それを見ながら、

「ええ〜、」 と渋りながらも

通してくれたハンガーの衣類を受け取る私。



けれど、彼と洗濯物を干すその時間が

私はすごく好き。



何故だろう。


彼と話しながらしているからか

ハンガーに通す工程を彼がやってくれているからか

何だか、一緒に住んでるみたいに感じるからか。


多分、どれも正解だけど

3番目かな。



心では にやにやしてしまっている

洗濯物を干す彼の姿に。



ずっと一緒に居られたら、将来はこんな感じなんだろうか。



好きな人なら、何をしてても好きなんだなあ



そんなことを振り返りながら、彼の洗濯物を1人で畳む私。



自分のより丁寧に、綺麗に。


洗濯物からですら、愛おしさを感じてしまう



幸せな事だなあ。



早く次来てくれる日にならないかな。

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