【歴史の入り口に!】6月おすすめの歴史マンガ、小説5選
梅雨入りが本格的になってきましたね。
雨の日は読書日和です。
さて、4月5月と続いて6月のオススメを紹介していきたいと思います!
1.まだまだ戦国世代は語られていないところがある!!
織田信長、豊臣秀吉、徳川家康…戦国時代のマンガには必ず出てくる人物です。
そして忘れてはならないのが明智光秀。
これは、明智光秀が主人公のマンガです。
戦国時代のマンガはこれまで数えきれないほど、登場していますが、まだまだ知らなかったことが多いなと感じました。
本能寺の変は謎すぎて研究対象にはなりえないけど、こういう視点もあるのかーと楽しめると思います。
2.武家と公家両方で生き抜いた女性を中心に描いたマンガ!
小野於通という女性を聞いたことがありますか?
私はこのマンガを読むまでは全く知りませんでした。
安土桃山から江戸にかけて、武家と公家をつないだ人と書かれています。
そして書に通じており、お通流と呼ばれるぐらい有名でした。
真田家とも関わりが深いとされています。
「信長を殺した男」は男性視点での歴史ですが、「イシュタルの娘」は女性目線の歴史になっていて合わせて読むと多面的に楽しめると思います。
3.ツタンカーメンやクレオパトラ7世の前の時代の古代エジプトを学べるマンガ!
まだ全巻読めていないのですが、こんなマンガもあったんだ!と驚きました。
主人公はハトシェプスト女王。
エジプトのルクソールにハトシェプスト女王葬祭殿がありますね。
古代エジプト初の女王と言われていて、紀元前15世紀に生きた人です。
紀元前15世紀、第18王朝と聞いてピンと来ないかもしれませんが(来たら歴史通です)、ツタンカーメンの前の時代です。
ツタンカーメンも第18王朝のファラオですが、ハトシェプスト女王の100年後に生きました。
カエサルとの関係で有名なクレオパトラ7世は、プトレマイオス朝で紀元前1世紀ですから1000年以上ずっと時代を下った後。
ややこしい書き方をしましたが、現在からざっと3500年前です。
そんな時代を書いたマンガがあること自体面白そう。
古代エジプトにも興味があるので、読み進めてみようと思います。
4.冷戦時代の『ドクトル・ジバゴ』作戦を東と西の両視点から描いた大作!
これは小説です。
冷戦時代のソ連とCIAで、それぞれの思惑に身を投じながら戦っていく女性たちが生き生きと描かれています。
視点が章ごとに変わっていくので、誰の視点なのか誰の言葉なのか追うのが大変な部分がありますが、ドラマのような感じで一気読みしました。
ソ連で書かれた『ドクトルジバゴ』をソ連は出版させまいとするけれど、CIAは文学によるプロバガンダ作戦として利用していく。
綿密な場面構成と人間描写、そして1950年代の時代背景がくっきりと描かれています。
5.番外編:映画「ザ・ニュヨーク・ダイアリー」で見て読みたくなった本!
久しぶりに映画を見ました。
洋画自体久しぶりだったけど、なんか新鮮な気持ちになりました。
小説が原作ということで、読み比べようと思いました(まだ途中です)。
舞台はこれまた1950年代。
作家を夢見る主人公というか作者本人が回顧録として、出版社エージェント時代にサリンジャーと関わった経験を描いています。
サリンジャーといえば「ライ麦畑でつかまえて」。
文学界のレジェンドですね。
そんな作者とどうかかわって成長していくのか、映画と小説と違うところはあるのかを感じながらもう一度味わってみたいと思います。
6月は以上の5冊でした!
7月はどんなマンガや小説をオススメするのか、私も楽しみです。
4月オススメ↓
5月オススメ↓
オススメの歴史マンガ↓